巨神兵 日記4
ココ(三歳)とビデオ屋から借りてきたDVD。
いままでは、ディズニーコーナーしか眼中になくもっと邦画もみてほしいという母の独断的な願いから、「ラピュタは?」と聞くのだが、
「ん~今度でいいかな」を二三回繰りかえしたあるとき、いきなり、ナウシカを手に取ったココ。
いきなり、ハードル高くない?
ココにわかるの?ナウシカの世界観が。(母はナウシカ派である。コミック本も持ってる)
といいながら、借りてきて、数日。
僕気に入っちゃった、といいながら、一日二回以上ナウシカをみたがるココ。
ナウシカって、何度もリピートしてみるようなアニメじゃないと思うが。
どちらかというと、余韻とかひたる感じだと思うが。
ココは中でも巨神兵が大好き。
巨神兵が、どうやって溶けるかを想像しながら身体をつかって、手をのばしたり、足を縮めたりして再現したりしてる。
「火の七日間で世界を焼き尽くした~」
下りのところも。
「立ってる巨神兵が、どうやって骸骨になっちゃったの?」
と、想像しながら、うぉ~と言って、再現している。
オウムの子供が、ナウシカの足の傷に触手をのばすシーンも、ブロックをつかって再現。
「そんなに見て、ナウシカって、泣いちゃわない?」
泣くよね?あたしなんて、すごく泣いたもん。
「ココはぜんぜん泣かないよ」
といって、今日も巨神兵の真似をしている三歳児。
え~・・・
っていうか、ココの感性って、不思議だよ。
ちょっと、どうかしてると思う母だった。
ココ三歳児