子供食堂という場について
生活環境の多様化により、子育て環境の課題は本当に多様となっている。
子供食堂が話題となり、どこの自治体でも子供食堂を設置する
案がでている。
ここからは、私の性格の悪さが垣間見えるかもしれないことを書くけれど
・子供食堂ってやっている人たちの”やりがい”が、沢山得られる支援
・成果も得やすく、感謝もされやすい
・何よりも”こどもが可愛い”
・そして、マスコミのネタにされやすい
支援しがいがある方の事業
当社も昨年度、子供食堂の事業を実施した。
正確には、子育ち子ども食堂
子供食堂とどう違うのか?
子供食堂と言われれば=貧困家庭の支援が思い浮かぶと思う。
(それも、よくないと私は思っている)
しかし、地域によって『子育て環境』や『子育て支援の状況』はちがう
家庭環境(各世帯なのか、同居世帯なのか)
食料自給率も違う
我が街は、食料自給率の高いまち・そして、田舎特有の同居世帯もそこそこ多いまち
田舎特有の”くちコミコミュニティー”も健在
そんな環境の中
子供食堂は必要なのか?
お腹を空かせている子供はいるのか?
孤食なのか?
しっかり、現状を把握した上で実施する必要がある。
むしろ、安易に子供食堂を開催して、そこに子供が来てくれた際に
惨めな気持ちにならないだろうか。
そんな思いと、町の政策から我が街で実施する子ども食堂は「子育ち子供食堂」とした。
これは、地域全体で子供を育てる いわば「男女共同参画」の視点から実施。
母親だけ、父親だけ、夫婦だけではあなく、「地域で子供を育てる」環境の構築をおこなう。
そのためには、これまでの「子供食堂」に対するイメージを払拭しなくてはいけない。
1、地域の大人が持っている子供食堂のイメージの払拭
2、子供たちが持っている子ども食堂のイメージの払拭
1、大人のイメージの払拭は、やはり支援している、支援しなくてはいけないと思う。かわいそうと思う。その気持ち。
2、子供に対するイメージの払拭は、子ども食堂は貧困家庭が行く場所。かわいそうな子が行く場所という気持ち。
この二つが、マスコミによって 子供食堂の美談としてイメージがついてしまった
点のよくないところ。
我が街では、我が街にあった 子ども食堂の必要性と方法を構築していくところから始めなければいけなかった。
新型コロナもあり、年間2回
どんな方法で開催したかは、次回記載していきたいと思う。