パステルアート、自分でも図案を作れるようになりますか?
こんばんは!
明日をハッピーにするパステルアート講師ゆうこです。
急に肩書のようなものをつけてみました。飽きたらやめますね。
先日のレッスンで受講生さんからこんな質問をいただきました。
※受講生さんはパステルアート歴は浅いです。パステルアートの本を読んで始めたばかりです。
「そのうち自分でも図案を作れるようになりますか?」
ときどきいただく質問です。
返答に困りつつも。やっぱり人によるのかなあ、と思っています。
インストラクター養成講座を受ければ作れるようになるかといえば…全員が作れるようになれるとは言えません。。。
ただ講座中、ご自身で型紙を切っていただくので図案作りの「第一歩」ではあると思います。
※以下、個人的な見解です※
私がこれまで養成講座をさせていただき、準(正)インストラクターになった方々で図案をおこせるようにった方は三分の一ほどです。
共通点は・・・
ご自身でパステルアートの教室やワークショップを開催していること。
資格をとったあと、実際に講師として教室を開催することが、図案を自分でつくる「第二歩」になるのではないかと思います。
私自身、毎月教室開催していたころは、リピーターさんのために常に2枚ほど新作を描いていました。切羽詰まって描くしかなかった、というのもありますが!
作って、皆さんに描いていただき、さらに図案をブラッシュアップ。バリエーションも増えていきました。終わりなき図案作り。
そして一番に思うことは・・・
描き手から作り手になるには、視点の変更が必要ではないかな?
ということです。
描き手側であれば(教えてもらう側)、「(絵が苦手な)私にも描けた!一見難しそうなのに意外と簡単だった~~」
となりますが。
その「私にも描けた!」と思っていただけるように、制作者は図案を作っています。
*レッスンの時間内で
*だれにでも描けるように(あるいはレベルに合わせて)
*工程を分解して
*技法やアイデアを盛り込む作業
それが図案作りです。
絵が苦手な方でも
初心者でも
だれもが楽しめるような図案をつくるのって難しい。
工程は足し算でなく、引き算。
レッスンの時間内に描けるようになんども作り直し図案を完成させます。
もし私が自分のために絵を描くなら、色鉛筆や水彩、デジタルなどで直接描きます。パステルを削ったりしませんし、型紙なんて作りませーん。直書きです。足し算です。モリモリです!図案をつくるより普通に描くほうが簡単なんです。
私がパステルアートの講師をしているのは
パステルアートがみんなと楽しめる日常のアートだからです。
絵はひとりでも描けますが
みんなと描くと楽しさ倍増です!
パステルアートは「誰もが楽しめるように工夫されたやさしいアート」
これが私の根っこ。
このアートが、皆さんが絵を好きになる入り口やキッカケになるといいなと思っています。
結論:
とにかく作りましょう! 作ってみるしかありません
そしてたくさんワークショップしましょう。
作って、実際に描いてもらって、ブラッシュアップ。
何年たっても
自分の図案って愛おしいですよ!