手術のリスク説明ってねー
うちの母。もうすぐ89歳になります。
最近、心臓の動きが悪いとのことで、火曜日に総合病院で検査。それだけかと思いきやや数値があまりにも悪くて、即!入院になりペースメーカーを入れることとなりました。
そして、今日(木曜日)にペースメーカーを入れる手術を受けました。
ペースメーカーをつける手術は手術のうちに入らない?!とお医者様は言われたそうだけれど・・・
場所が心臓だけに気になるところ。
母も不安そう。
手術をする前には、必ずリスクに関する説明が、これでもかと言うほどあり、同意書にサインを求められる。
まあ仕方ないけど、説明の内容は万が一の話ですが、怖いことばかり言われるので結構げんなりする。
今回のペースメーカーを入れる手術は、2時間〜3時間くらいで終わると言われていて
母にいってらっしゃい頑張ってねーと気楽に言って別れた。
で、3時間くらいかかるなら〇〇時ごろに終わるねーなんていいながら、待合で、気楽にワイワイ。
父は相撲を見ながら待っていた。
そして、そろそろ3時間。
内心3時間より早く終わるかも?なんて思ってた私たち家族でしたので
やっぱり3時間はかかりそうだね。でもそろそろ終わるかねーと話すも
出てくる様子はない。
ちょっと時間かかってるんかね?
3時間10分・・20分・・30分・・・まだ出てこない。
予定の時間より長くなってみんなリスクの内容が頭によぎる。
まさか?大丈夫よね?家族みんな不安な表情
私は頭の中で薬師如来さまのご真言を唱えはじめる。
結局、4時間で無事手術が終わりました。
みんな安堵の表情。
この手術、部分麻酔で先生と会話しながらするそうなので、体力的にも大丈夫かなとそこも心配してたわけなんですが、母いわく、途中から記憶がないそうで、ほっとしました。
大丈夫と言われてても
3時間過ぎだ後の家族の表情、心は不安でいっぱい。動脈に傷がついたんかね??なかなか位置がきまらんのかね??いろいろ遅くなる原因を予想しながら
大丈夫大丈夫と心に言い聞かせる。
この心の変化見事でしたよ。
ふと最悪の想像がよぎっちゃうものだから、それを掻き消しながら、母に不安のエネルギーを送らないように
ひたすらご真言と『ありがとう』とくりかえし唱え続けてました。
はたから見ると、大袈裟なんだろうけどとね。笑
父も表情が全く変ってないようだけど、ちょっと不安がよぎってたのかな
帰る時、普段そんなこと絶対しない人なんだけど、母と握手して、じゃあまたねと笑顔で手を振る父。
その姿見て泣けてきた。
母も顔には出さなかったけど嬉しかったにちがいない。いつも父と会話がないことの不満ばかり言ってたから。
みんなほっとして涙がじんわり。
母はなんで手術してるんだっけ?と記憶が曖昧になってるみたいだけど、しっかり話ができて本当によかった。
まあこれからもリスクはゼロになったわけじゃないんだけれども
ひとまず安心。
私は子宮筋腫の手術したことありますけど、その時のリスクの説明もすごかった。
むっちゃ不安になりましたもんね。
病院側としては仕方ないことではありますが
はぁー。
なにはともあれ。無事終わってよかったです。
最近、『ありがとう』と心の中で繰り返してぶつぶつ言ってるんですけどね。
なんかいい感じです。
よかったら皆様もぜひ💖