世界最北の研究施設のあるニーオーレスンでの合宿!〜前編〜
Hej hej! It’s nana 🌈
今週の月曜日から木曜日までは、この学部の目玉であるニーオーレスンでの合宿でした!
世界最北の街であるロングイェールビーンから更に北に飛び、北緯79°にあるニーオーレスンというところまで行ってきました!
異世界な景色に囲まれ、ロングイェールビーンに帰ってきた今でさえ、ニーオーレスンにいたことが信じられないくらい別世界の地でした!
ニーオーレスンってどこ?
ニーオーレスンは北緯79°に位置する、研究施設専門の拠点です。
研究を目的とした場所なので、観光目的で行くことはレアで、観光客は簡単に来れない場所なのです。
ロングイェールビーンから飛行機でわずか25分で着くのですが、毎日一便あるので、目的さえあれば思ったより簡単に行ける場所なのかもしれません。
ニーオーレスンまではこの14人乗りのプロペラ機で行きました!
私含めたクラスメイト13人と先生1人で、全席埋まっていました笑。
小型機なので手荷物は持ち込めなく、預ける荷物も13kgまでと意外と厳しいですが、荷物検査は一切なかったです😂
ニーオーレスンでの研究は電波に敏感な器具をほとんど使っているため、常に電子機器を機内モードにしなくてはなりません。
そのため連絡手段は衛生電話のみなのです。
インターネットは有線LANに繋げればアクセスできるのですが、なんだかめんどくさくて帰るまで我慢しようと思いました笑。
通知が全く来ないケータイが平和で、意外とすぐに慣れてしまい、ロングイェールビーンに帰ってきても、しばらく機内モードでいいかなと思ったほどでした😂
ニーオーレスンの気候
ニーオーレスンに着いた初日は、猛烈な吹雪と強風に見舞われました!
強風すぎて、体感気温は-20℃とのことでした💀
北極圏に行くということで、カナダグースのコートを持ってきていて、今回のこの合宿でそのポテンシャルがMAX発揮されました!
カナダグース無しでは多分生きて帰ってこれない寒さでしたが、カナダグースのおかげで数少ないカイロを一枚も使わずに節約することができました😂
どんなに寒かったか簡単にいうと、帰ってきてからロングイェールビーンが暖かく感じるほどです笑。
世界最北の郵便局
この可愛いパステルブルーの建物が世界最北の郵便局です!
ここでニーオーレスンのスタンプをパスポートに押せると聞き、パスポートを持ってきたのですが、それはもう法律上禁止されているとのことでした泣。
家族にニーオーレスンからもポストカードを記念に送りました!
ニーオーレスンのお土産屋さん
人類が生活できる最北の限界地とも言われているニーオーレスンにも、もちろんお土産屋さんがあります!
このお土産屋さんがマイペースなスケジュールで、開店しているのは月曜日と木曜日の17:00~18:00のみ!
ニーオーレスンに滞在しているのは、ほぼ100%研究者で、ご飯は全員ビュッフェのある建物に集まって一緒に食べるので、自分で自炊する必要もないため、スーパーが存在しないのです!
代わりにこのお土産屋さんがニーオーレスンのグッズを始め、お菓子やお酒なども売っているのです。
色々な理由があり、唯一撮れたお土産屋さんの写真がこの一枚だけ😭
なぜかというと、まず夜ご飯の時間が16:30~17:30と決まっていて、17:00から1時間しか開かないお土産屋さんにその後行くと、ご飯を食べるだけで30分も既にタイムロスしてしまうのです。
お土産屋さんも予想以上に大きく、30分もあれば十分と思っていたのも全く足りなく、みんなで大慌てでお土産を買ったのです😂
そのため、写真を撮っている余裕も全くなく、あっという間に閉店時間が来てしまいました😅
このウールのネックウォーマーはスヴァールバル諸島で買う定番のお土産で、SVALBARDと入ったネックウォーマーはロングイェールビーンに来たら誰でも買えます。
ニーオーレスンに行く前のセーフティミーティングにて、先生が「SVALBARD版は誰でも買えるけど、NY-ÅLESUND版は簡単に変えないから、他の生徒たちに対して軽いマウント取れるよ〜!」と言っていて、その時にもう既に絶対に買うと決めました😂
あとはルンド大学の理学部伝統のラボコートに付けるパッチを買ったり、マグネットを買ったり大満足です!
木曜日にロングイェールビーンに戻ってきましたが、ニーオーレスンにいた数日間が夢のようなひとときで、現実に一気に引き返された感じなのです🥲
他の生徒たちにも「ニーオーレスンに行けたのいいなああああ」とよく言われるので、ニーオーレスンに行ける機会を与えてくれた大学に感謝です!
やはり世界最北端にある研究所は、理系の生徒からしたら夢のような場所なんだと思います。
今週一週間すごく楽しかったけれど、とても疲れたので、今日は日本で買ったアイマスクをして寝ます!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇳🇴
Hej då!
✦ nana ✦