スウェーデンの大学受験についてよくいただく質問いろいろ！
Hej hej! It's nana 🌈
先週の木曜日は、教授の一人がオーナーを務めている昆布茶ブランドの10周年記念イベントに招待されて、クラスメイトと一緒にお祝いしてきました🥂✨
講義のスライドの最後にイベントの詳細が載ってて、そのフランクな感じがめっちゃスウェーデンだなと思いました😂
↑ また、金曜日 (10/4) はシナモンロールデーだったので、クラスメイトが全員分のシナモンロールを焼いて持って来てくれました😍
プロの味で、めっちゃ美味しかったです🥹
↑ あとは昨日理学部の委員会で何らかの役職を務めるともらえる、名前入りのジャンパーを受け取って来ました😎
学部が変わった今のクラスでも、ｼｬｷｰﾝ✨とヘビロテしたいと思います笑。
さて本題に戻りますが、来週 10/15 からスウェーデンの大学受験ポータル universityadmissions.se がまたオープンします。
今回のラウンドは2025年の秋学期にスウェーデンの大学へ入学したい受験生用の期間です。
受験シーズンが近づいてきたこともあり、最近よく読者の皆様からスウェーデンの大学受験に関する質問をいただくので、ここにまとめました。
① 合格するのに要るGPA・成績について
一番よく聞かれる質問が「合格するのに必要な成績」ですが、スウェーデンの大学受験は少し特殊で、合格するのに要る成績やGPAはどこにも書かれていないのです。
周りのクラスメイトに聞くわけにも行かないですし、受験生それぞれ違う高校卒業証明書や成績システムを使って受験するので、そもそも聞いたところで分からないのです。
そのため、毎年受験する生徒が違う＝ケースバイケースで、合格基準が高い時もあれば低い時もあります。
大学受験はほぼ高校の成績と英語検定 (IELTSやTOEFLなど) の成績で合否が決まるので、成績のウェイトはほぼ100％です。
大学院受験は、学科によって Summary Sheet や Applicant Summary という自分のことを書く自己推薦書のような書類を提出しないといけなく、それも考慮されるようになります。
② (大学院受験) 自己推薦書の書き方について
上に書いたように、大学院受験をするにあたって Summary Sheet やApplicant Summary を提出しなくてはならない学科もあります。
どのような質問かというと「なぜこの学科を希望したのか」「この学科を卒業後何をしたいのか」などです。
ここで重要になってくるポイントが「自分のユニークなところをどれだけアピールできるか」です。
他の自己推薦書と同様で、時間をかけて書き上げて、もしできるなら英語がネイティブの方にチェックしてもらいましょう！
③ 英語検定の合格スコアについて
ほとんどの場合はスウェーデンの大学に進学するにあたって、英語検定 (IELTSやTOEFLなど) を受けなくてはいけません。
私の周りにはIELTSを受けた生徒ばかりなので、今回はIELTSを例にしますが、universityadmissions.se には合格スコアが最低6.5と書いてあります。
これはあくまでも最低ラインで、私の周りはみんな 7.0-8.0 を取っているので、合格を目指すのであれば、7.0以上のスコアがあると安心かと思われます。
ヨーロッパやアメリカなどいわゆる欧米人の生徒にとても人気なので、ネイティブスピーカーもいっぱい受験しています。
交換留学生なら6.5でも大丈夫かもしれませんが、正規留学として受験されるならもう少し必要とされるスコアが上がるかもしれません。
④ Merit rating について
スウェーデンの大学に受験すると、どの生徒もつけられる数値 "merit rating"。
この merit rating が高ければ高いほど合格率が上がるのですが、これまた「これだけあれば大丈夫」という数値はないので、考え過ぎないことが大事です。
だからといって、数値が低くても合格率が0%ということではないので、気にせず辛抱強く結果を待ちましょう。
私が大学院を受験した時には merit rating が出なかったので、出ないパターンもあると思われますが、出なくても焦らずに。
もし書類に不備があったら universityadmissions.se から連絡が来るので、連絡が来なければ大丈夫です🙆🏻♀️
⑤ Waitlist について
他の大学受験システムと同じで、スウェーデンにも "waitlist" という、いわゆる補欠合格があります。
今回私の大学受験において、第一希望の学科へ合格できましたが、最初は補欠合格でした。
補欠合格に関しては、こちらのブログにもっと書いてあります↓
補欠合格になると、結果のページに何番目なのか表示されるようになり、番号順に席が空いたら大学側から連絡されます。
Waitlist になった場合、どうしても不安で大学に連絡したくなる気持ちはよーく分かりますが、それは我慢してプランBを考え始めましょう。
よく言われているのが、補欠合格から合格に変わる連絡は結構遅くに来ることもあり、一番遅くて大学が始まってから一週間目でも連絡があるそうです。
⑥ 質問は遠慮なく聞くべき！！
私は「聞かないと分からんものは聞かないと進まない！！」精神なので、受験時は大学や universityadmissions.se にも何度もメールしましたし、なんなら学部の教授にもメールしました😅
だって分からないことは誰だって分からないし、分からないまま中途半端に受験した方が大学側に迷惑ではないかと考えてしまいます。
ルンド大学の場合、学科に関する質問は学科のページに書いてある "Student advisor" に聞くこと、受験や奨学金などはルンド大学のアドミッションもしくは universityadmissions.se に聞きましょう。
また、現在その学科にて勉強している生徒たちに連絡できる "Unibuddy" と呼ばれるサイトもあるので、志望する学科の生徒を見つけて、その生徒たちに連絡するのもアリです！
最後に、ここに書いてある情報はあくまでも、私が三年前に経験した大学受験と去年の大学院受験を元にしているので、情報が古いかもしれません。
⚠️ 私はアドミッションの者ではないので、しっかり受験時は個人でトリプルチェックくらいして提出物に不備がないようにしてください。
まだ留学先として知られていないスウェーデンですが、私は本当にスウェーデンを進学先に決めて良かったと思います。
その理由はこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ合わせて読んでみてください！↓
また、もし何か質問があれば、いつでも私のメルアド： nanaironikki.co@gmail.com まで質問を送ってください。
ルンド大学に Bachelor's から正規留学しており、今はここの Master's に進学しているので、正規留学やスウェーデン生活に関する質問などに答えれます。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました！🇸🇪
Hej då!
nana <3