スヴァールバル諸島へ行く準備を始めました!
Hej hej! It’s nana 🌈
スウェーデンに帰るまで1ヶ月を切ったので、スヴァールバル諸島へ交換留学に行く準備もぼちぼち始めている今日この頃です。
スヴァールバル諸島の交換留学先、UNISからはパッキングリストという持ってくるべきものリストがもらえるのですが、UNISから借りる選択肢はないので全て持って行くか、現地で買うしかありません。
私は低身長なので今のところは一時帰国中に揃えて持ち帰るつもりです。
一番上に着るコート問題
スヴァールバル諸島は北緯78°に位置し、人間が住む最も北の地であるロングイェールビーンがある島でもあります。
北極にものすごく近いため冬は極寒の極地なのです。
私はスウェーデンに在住しているので、パタゴニアのコートを何着か持っているもののそれでは全然足りないことが分かりました泣。
想像が付かないので調べたところ、北極や南極で研究をする研究者たちの着ているコートまとめを見つけて、私の想像していた寒さとは全然レベルが違うことがわかりました。
彼らのコートはカナダグースもしくはウィンターグリーンという会社のコートの2択でした。
カナダグースは値段がものすごく高く、そう簡単に学生は買うことができません。
ウィンターグリーンはアメリカの会社でオーダーメイドのため、作るまで7週間ほどかかるとのことで諦めました。
私の大好きなパタゴニアも、極寒コートを出しているものの、研究者たちがおすすめしているものはメンズサイズしかないので悩ましいところです。
どれぐらい暖かいコートを持っていけばいいの?問題
次に悩んだのがどのくらい暖かいコートを持って行けばいいのかということです。
カナダグースの場合、TEI と呼ばれる暖かさのレベルの数値が付けられており、-10℃〜-20℃のコートもあれば-30℃以下のコートもあります。
どのレベルを買えばいいのか分からなかったため、スヴァールバル諸島にあるアウトドア用品店数軒にメールを送って聞いてみました。
一軒からすぐに返事が来て、やはりノルウェーや北欧のアウトドア用品だと丈も長めだとのことでした。
あとスヴァールバル諸島の8月〜12月はそこまで言うほど寒くない (←私には十分寒すぎると思われる) と言われ、コートの暖かさレベル (TEI) には頼らず、中に着る物で上手く調整をすることがコツだそうです!
絶対に守るべきルールは
NO コットン
NO フリース
NO シルク
だそうです笑。
さらに持ってくるといいものをリストアップしてくださり、すごくありがたかったです。
またスヴァールバル諸島は2月が一番寒いようですが、-30℃まで寒くなることは滅多になく、私がいる12月でも-20℃まで寒くなることはあまりないそうです。
今日本には夏物ばかりしか売ってない問題
現在一時帰国中ですが、夏休みは日本に帰国するか母と弟に会いにバリ島に行くか悩みました。
日本の方が冬物があるだろうという憶測のもと日本に帰りました。
が!!
やはり夏物ばかりで冬物は一切売っていません!
なので今のところは中古をネットで探すつもりです。
その方が環境にも良いし、お財布にも優しいのである意味ウィンウィンだなと思いました笑。
犯罪歴証明書を取らないといけない問題
スヴァールバル諸島はシロクマの数が人口より多いため、村を離れる時はライフルを持ち歩かなくてはいけません。
もちろんUNISでは最初の週にセーフティ・トレーニングがあり、ライフルの使い方を学びます。
ライフルの免許を取る際に、スヴァールバルの知事から犯罪歴証明書を提出するように言われるケースがあるらしく、私は一体全体どこの犯罪歴証明書を取ればいいのだ?!とパニックでした笑。
小学校6年生の途中以来日本に在住していないけれど、日本人だから日本で取るのか?
スウェーデンの前からバリ島に6.5年住んでいたからインドネシアの証明書を取るのか?
やはり今住んでいるスウェーデンの犯罪歴証明書を取るのか?
スヴァールバル諸島の知事にメールして聞いたところ、私はスウェーデンの警視庁で取るべきだそうです😱
ラッキーなことに2週間でもらえるそうで、オンラインで申請可能だそうです。
助かったーっ!
ちなみに日本で犯罪歴証明書を取る場合は、使う用途によって出してもらえるかどうかが決まり、3〜4週間ほどかかり、警視庁に自ら行かないといけないそうです。
ノルウェーのレジデンスパーミットが免除になった!
な、な、なんと!!
日本国籍の私はシェンゲン条約で、交換留学している間のレジデンスパーミットは免除になるそうです!!
およそ7万円強払わないといけないレジデンスパーミットが免除になるのは本当にありがたいです😭
私が日本人で良かったと思う瞬間トップ3は、日本の文化の美しさ、日本パスポートの強さ、そしてシェンゲン条約の素晴らしさに気づく時です笑。
日本人のみなさんはパスポートランキングで日本パスポートがいつも1位であることをご存知だと思われますが、シェンゲン条約で優遇されていることを知っている方は少ないと思います。
ノルウェー本土だと確か3ヶ月以上の滞在からはレジデンスパーミットを取らないといけないそうなので、これまたスヴァールバル諸島を選んでラッキーでした!
Erasmus+ の奨学金について
EUでは Erasmus+ というEU間の大学同士の交換留学プログラムがあり、どの生徒でも行先の国の物価に合わせた奨学金がもらえるのです!
誰でももらえるそんな素晴らしい奨学金なのですが、もちろんオンラインの英語テストがあり、結構思ったより難しかったです。
生徒は全員自分の英語レベルを自己申請しないといけなく、テストがあると知らなかった私は自己申請で少しでも盛ったら合格しやすいと思い、盛って書いてしまいました😂
C2がネイティブぐらいだから、私はC1??というノリで書いてしまいました。
後日テストがあることを知り、これはヤバい!と一瞬パニックになりましたが、無事 C1レベルで英語テストを通過しました。
焦ったー。
このように最近は毎日あっという間に過ぎて行く日々を過ごしています。
悩んでいても時間が過ぎて行くだけなので、早めに早めに準備しようと思います。
航空券も無事取れましたが、オスロで乗り継ぎ時間が1時間ほどしかないので少し不安ですが、SASは間に合うと言っていたのでその言葉を信じようと思います笑。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪
Hej då!
✦ nana ✦
nanaironikki.co@gmail.com