最後の最後にハプニングが起きた最後の校外学習!
Hej hej! It’s nana 🌈
金曜日はスヴァールバル諸島で交換留学している間の最後の校外学習でした!
本当は木曜日の午後に行くはずが雪が結構降っていて天候が悪く、急な坂道を車で登るのは危ないという判断になり、金曜日に延期になりました。
これもスヴァールバル諸島あるある笑。
そんな最後の校外学習でしたが、最後の最後に一生忘れることないであろうハプニングが起きたので、ブログにてシェアしようと思いました!
今勉強している「大気光」という現象
みなさんは「大気光」という自然現象をご存知ですか?
英語では “airglow” と呼ばれている、惑星の大気が発光する弱い光のことを指します。
オーロラに似ているけれど、肉眼ではほとんど観ることのできない現象なのです。
今回の校外学習はこの大気光を観測する器具を実際に見るために、前回の小型衛生を飛ばしたKHOという天文台へ行ってきました!
もはや遊園地のアトラクションのようなベルトワゴンに乗り込んで行く
この乗り物が天文台まで行くのにみんなで乗り込んだベルトワゴンです。
天文台では光に敏感な器具が多く、外では光を点けることが許されていないため、ベルトワゴンの良い写真がないのですが、イメージとしてはこんな感じです😅
右の部分が前方部で運転席と助手席が5席もあり、左の部分は後方部で横に並んで座ります。
天文台までの道は雪がかなり積もっていて、普通の車では行けないため、このベルトワゴンに乗り換える必要があるのです。
「乗り物酔いしやすい人は前に座ってね」と言われたので少しビビっていましたが、後ろは後ろでガタガタ揺れるので遊園地のアトラクションに乗っているような気分で楽しかったです😂
むしろ帰り道は遠回りしてほしいくらい楽しかったです笑。
天文台の屋根から観た夜空
校外学習の目的そっちのけで、クラスメイト全員で天文台の屋根に登って夜空を観てきました。
この日は曇っていてオーロラを観ることができませんでしたが、星空はすごく綺麗でした。
まるでプラネタリウムの中に浮いているようにハッキリと見える星空は感動します。
星空をしばらく観ていたら、流れ星を観ることができました!
あまりにも一瞬で願い事はできなかったけれど、とても良い思い出になりました。
最後の最後に起きたハプニング
外に長いこといると流石に寒くなってくるので、天文台に戻ったところ、友達が「ライフルのボルトがない!!」と言い始めたのです😱
ライフルのボルトが無い = 大事件 = 帰れないじゃーん!!😱と私もプチパニック笑。
ライフルのボルトとは、ライフルの給弾をする部分でそれが無いと、いざという時にライフルを使うことができないのです。
しかしボルトをライフルに入れたままにすることは街中では禁止されているため、友達がポケットに入れていたところ、いつの間にか失くなっていたのです😱
友達と二人で必死に雪の中を掘って掘って探したのですが、全く見つからないボルト。
少し経ってから先生が荷物をベルトワゴンに運びに出てきて、ライフルのボルトを失くしたことを言ったら「そりゃ大変だ」とだけ言われました😂
↑ めっちゃ怒られると思ったら意外と冷静なんだけどーっ。
あまりにも友達と私が戻らないのを心配してくれたのか、クラスメイトも出てきてくれてみんなで探すことになりました。
建物の下に潜って雪を必死で掘っている私たちがなぜか隠れているように見えたらしく、先生が「いやあの二人が隠れてるんじゃなくて、ボルトがあの二人から隠れてるんだよ」という名言を残しました😂
一人のクラスメイトは寒さに耐えられなかったのか、「ちょっと中の武器庫にボルトないか見てくる!!」と中に戻ってしまうし、外は外でみんなが歩くと更にボルトが埋もれてしまうカオスな現場でした。
↑ 中の武器庫になかったから、外で必死になって掘ってるんだよーっ!!😭
それを見兼ねた先生が大きいショベルを持ってきてくれて、私が三回ショベルで掘ったら見事にボルトが見つかりました😂
小さい時から毎年サツマイモ掘りをしていたので、そのスキルがいつの間にか磨かれていたのだなと実感しました!← 多分気のせい。
「ボルトが見つかったぞーっ!!帰れるぞーっ!!」とみんなで喜んだ、これが最後の最後に起きた一生忘れないであろうハプニングです。
友達とは「ライフルのボルトを雪の中に失くすなんて、スヴァールバル諸島ぐらいでしか経験できないよね〜🤣」と話したので、今では笑い話ですが、あの時は本当にパニックに陥りました笑。
それよりも友達がありえないほど冷静で「まあいつか見つかるさ〜」レベルで落ち着いていたのが余計パニックになったんだと思います😂
最後の最後にハプニングがあったため、その日は校外学習から帰ってきたのが夜11時でした😴
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇳🇴
Hej då!
✦ nana ✦