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UCASでUKの大学に受験した時のこと

Hello again! It’s nana 🌈

今日はUKの大学出願サイト、UCASを通して大学受験した時のことをお話しします!

↓ 先日UKの大学受験をこちらの投稿でお話ししましたが、今回は UCASをメインにシェアしたいと思います。

私のIBを使った海外の大学受験 〜イギリス(UK)編〜

経験談なので長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

受験した大学と専攻科目

UCASでは5校まで受験できるので、5校受験しました!

グラスゴー大学 (University of Glasgow) / 動物学
ノッティンガム大学 (University of Nottingham) / 畜産学
王立獣医大学 (Royal Veterinary College, London) / 野生動物学
カーディフ大学 (Cardiff University) / 動物学
リヴァプール大学 (University of Liverpool) / 動物学

UCASに受験した時は、獣医を目指していたので、動物学で野生動物のことを専門的に勉強してから獣医学に進むことを考えていました。


受験した大学を決めた方法

先日のブログでお話ししたように、UKの大学は国際試験の最終スコアを大変重視しています

これはSAT, IGCSE, IB, A-Levelなどの得点です。

私の場合はIGCSEとIBの最終得点でした。

ほとんどの受験生は予想得点を使うことが多いですが、私はギャップイヤーを取ったため最終得点を出すことになりました。

私のIBスコアのバランスは悪く、特にHLの3教科 (各7点満点中) が 7, 5, 4 でした。

しかも化学が4という致命的なスコア…笑。

理系の科目を受験する場合、名門大学だとHLで 6, 5, 5 もしくはそれ以上要る大学が多いです。

この時点で母が密かに心の中でほんの少しだけ期待していたであろう、Oxbridgeには届きませんでした。

まあDNAなんで、ね笑。

受験しようと思っていた大学も1点足りなくなり、それで考え直すことになりました。

どんなに他の得点が良くても、1点足りないだけでも容赦なく不合格になると聞いたことがあるので、滑り止め校を探すことにしました。

この後お話ししますが、あまりにも悩んでいたので、デンマーク人のお友達からUCAS専門のコンサルをしている方を紹介してもらい、一緒に受験する大学を決めました。

グラスゴー大学 (1点足りない → チャレンジ)
ノッティンガム大学 (滑り止め)
王立獣医大学 (1点足りない → チャレンジ)
カーディフ大学 (滑り止め)
リヴァプール大学 (滑り止め)

という風に、滑り止め3校とチャレンジ2校に絞ることを勧められました。

グラスゴー大学は第2志望王立獣医大学は第3志望でした。

王立獣医大学はロンドンに旅行で行った時に見学したので、合格できたらいいなと思っていました。


UCASのコンサルについて

まだIBの最終スコアが出ていなかった時は、日本の留学エージェントに相談していました。

日本の留学エージェントは日本の高校や大学から海外の大学に留学する生徒のスペシャリストなので、海外のIB校に通っていた私とは話すら噛み合いませんでした…。

なぜなら日本の教育を受けてきた受験生に合わせており、私が日本のIB生徒前提で話しているので、全く戦力になりませんでした。

次にUCASの出願過程を始めてから、学校に紹介してもらったエージェントに私の Personal Statement と呼ばれる自己アピールエッセイをチェックしてもらいました。

すぐ返事が来て、直すところがないと言われました笑。

一日で書き終えたエッセイで不安になり、UCAS経験のあるデンマーク人の友達に相談したら、UCASのコンサルを専門としている方を紹介してくれました。

そのコンサルタントはスコットランド人で、インターナショナルスクールの英語の教師でした。

エッセイを見せたところ、「悪くはない」と言われました笑。

受験する大学を決めたのは、エッセイが完成した後のことです。

滑り止め校を受験する必要はないと言っていましたが、私が心配だったので、5校受験するうちの2校をチャレンジする受験で3校を滑り止め校にすることを勧められました

その中でもスコットランドのグラスゴー大学を強く勧められました笑。

(スコットランド人だからね笑。)

私のように学力に自信がない受験生は、滑り止め校を受験することをお勧めします!

滑り止め校がある受験とない受験の安心の差は、全然違ってくると思います。


難関だった Personal Statement

UCASの過程でダントツ時間がかかったのは、Personal Statement という自己アピールエッセイでした。

簡単に説明すると「なぜ大学は自分を選ぶべきか」を書くエッセイです。

IBの英文学やIGCSEを通し、文章構成能力は鍛えられてきたものの、自分をアピールするのは難しかったです。

どういう風に、自分のどんなことを書けばいいのか分かりませんでした。

ネットで調べましたが、これはあまり書かない方がいいだとかこれは嘘っぽく聞こえるなど、色々な情報があり訳が分からなくなってきてしまいました笑。

とりあえず自分がこれまで経験してきたボランティア活動バリ島での経験をエッセイに含めて、下書きを書き終えました。

コンサルタントに相談したことで、Zoomミーティングを通して明確にアドバイスをもらい、アイディアを話し合うことで自分のアピールポイントを上手くまとめることができました。

エージェントの言っていたことや、ネットに書いてあることに従わなくて良かったなと思いました。

ネットには使えない情報もあるものだと勉強しました。やっぱり地元のコンサル強しだなと思いました笑。

余談ですが、私が生徒会のメンバーに選ばれた時は「やったー!!Personal Statement に書ける!!」と大喜びしました。

が!!

しかし、コンサルタントに要らないときっちりカットされました笑。

理由は私が濃い内容のボランティア活動をしてきたために、それを書くとかすむと言われました笑。

かすむってどういうことだーっ?!

逆に私は獣医でも、野生動物を保護する獣医になりたかったので、環境問題のことやボランティア活動を重視にエッセイを書くことを勧められました。

それでもかなり時間がかかり、Zoomミーティングを何回も繰り返して、この Personal Statement を完成させました。

出願締切日が迫っていたのもあり、すごく不安でしたが、「絶対に完璧なエッセイにするからね」と励ましてくださったのは心強かったです。

これからUCASで受験される方は Personal Statement はできるだけ早く始めることをお勧めします。

また、グラマーエラーや言い回しなど先生やコンサルしか分からないこともあるので、一回は他人にチェックしてもらうといいかと思います。

大学受験の前に、「ボランティア活動や課外活動をする必要はない」と言われてきましたが、課外活動は良いアピールポイントで Personal Statement にたっぷり書けるので、ぜひなるべく多くやっておいてください!


結果

UCASで受験した場合、合否はUCASにログインしてチェックします。

UCASからメールが来るので、その後に合否をチェックします。

1月15日から5月半ばまで徐々に合否が発表されます。

私は1月15日に滑り止め校のカーディフ大学から合格メールが来たのですごく安心しました。

無事5校合格していました!

第2志望であるグラスゴー大学からは、4年間奨学金をもらえることにもなり、家族全員で喜びました。

スウェーデンのルンド大学の結果は4月半ばに出たため、4月半ばまではグラスゴー大学に行く予定でした。

ルンド大学に行くことを決めた時は、母に奨学金がどんなにすごいか語られ、やんや言われました笑。


最後に

UCASでの受験は時間をかけて、慎重に出願することを強くお勧めします

私も最初は自分で乗り切ろうと思っていましたが、悩むことがいっぱいあり、これは一人で無理だなと思いました…。

私のように、悩むことがでてきたらネットで調べたり、エージェントの無料相談を利用したりすることをお勧めします。

特に Personal Statement は、最終試験の結果ぐらい重要なので誰かにチェックしてもらうと良いと思います。

第1志望のルンド大学に進学することを決めた私ですが、第2志望と第3志望の大学と悩んだ時期もあったので、次回はそのことについてまとめようと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!⚡️


Talk to you soon!

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