⑮【なないろ流〜自分の癒し方の始まり始まり】職は失ったけど、自尊心は失わなかったよシリーズ✨
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この頃の私は、ちょっとした物音にもビクビクするくらい精神的にまいっていた。
そして、様々なネガティブな想いに囚われていたが、これまでの経験から、
最終的には
「全てを許す」
しか道はないと、どこかで分かっていた。
いや「許す」というとちょっとおこがましくなってしまうので、
「受け入れる」
と言う方がもいいのかもしれない。
だから、諸々の苦しい想いを抱えながらも
案外すぐに「許そう」と決めることはできた。
(※ここでは敢えて許すという言葉を使う)
だが…だが…
決めたはいいが、
とにかく後から後からものすごい文句が自分の中から吹き出しくてくる🌋🌋🌋
それはもう、ものすごい勢いで笑。
今すぐ、事務長と上司S男に
電話して文句言ってやる〜💢
” あんたらさぁ、私よりよっぽど頭おかしいんちゃうか⁈ ”
などなど…
なぜか関西弁も出てきたりして(笑)
でも、こういう感情は、
自分で止められるものではない。
文句が吹き出してくる自分に困惑していたが、
とりあえずどうすることもできないので、
無理に止めようとはせず、
あえて、火山が噴火してドロドロの溶岩が流れ落ちていくような状態を続けた。
そして、出すだけ出していくと、少しづつ流れ出る溶岩も減ってきて、噴火が治まるように楽になるのを感じた。
無理矢理止めなかったのが良かったのだろう。
『許す、受け入れる』というと、
心が広くて、なんだかとてもカッコいいみたいなイメージなんだけど…
実際は、とんでもなく
泥くさい
作業なのだろう。
そして、それでいいのだと思う。
カッコよくなくていい。
自分の中に溜まった
怒り
悲しみ
苦しみ
など、負の感情を否定する必要はなく、
その感情を認めて吐き出す。
そしてその後、
私は、負の感情を持っていた自分を責めず、
労ってあげた。
だって、自分の中にある、人に対して憎むような負の感情があるということを、
見つめて認めるって本当にキツいことだから。
自分以外の人に優しくすることは、案外簡単にできるのだけど、自分に優しくすることは意外と難しいのかもしれない。
でも、きっと、この消火作業が終わらない限り、本当の「許し」や「受け入れ」は起きてこないだろう。
このような感情をそのままにしておけば、
悲しみや苦しみが雪のように、心の奥底に降り積もっていく。
この悲しみや怒りなどのネガティヴな感情も、時間を置けばそれなりに治っていくのだろう。
でも、それは表面的な部分で治っているだけで、心の奥底に溜まった感情は
そのまま静かに存在し続けているのだと思う。
前は私も、自分と向き合うことが出来ていなかった為、何かのキッカケがあると、それまで溜まったものを一掃するかのように大爆発💣することがあって、
そんな自分に辟易していた。
そして、その積もった負の感情が、
その人その人の、
苦手意識や否定的な考え方の癖を
作り出していくように思う。
その作業を終えて、少し冷静になると、
自分の中に「ひらめき」みたいなものが降ってきた✨
「同じ土俵に立ってるから苦しいんだ」
取り組みをやめて土俵から降りれば楽になると気付いたのだ。
このひとつのヒラメキから、ポジティブな
ヒラメキがどんどん展開されていく🌈
待てよ!
今まで何度もひどい目にあってきた私が、
またここで同じような目にあった意味は?
きっと、
これまで何度も辛い経験をしてきたからこそ
「もう嫌だ!許せない」
って気持ちになるのが普通なんだろうけど…
今回の「許せない」っていう大きな感情の壁を超えらますか?
今回ばかりは耐えられなくなって
「もう嫌だ!絶対に許せない!」
って答えるのですか?
と、天に問われているのではないかと思った。
いわゆる 自己をアップデートする前に起きる
”お試し”
というやつだ。
そうだとしたら、今回、ひどいことをして悪役を演じてくれた人達は、
私に、神からのテストや気付きを与えてくれる為に現れたんだ。
だったら感謝するべきなんだよな…。
一歩違う角度から物の見方を変えるだけで、
こんなにも自分の意識って変わるものなのだなぁ、と自分でも驚く。
このことに気づいた私は、徐々に、怒りや悲しみなどの負の感情を手放すことができたのだ。
こんな感じに文章で書くと、ここまで簡単にたどり着いたように感じるかもしれないが、今回の壁は私にとってとてつもなく大きかった。
壁ドーン!!!!
今回は、自分のパンドラの箱を開けて、
向き合っていく過程を書きました。
続きは次の章にて🖋