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なないろ nanairokinue
2022年7月2日 15:53
父を探して弁護士同行で熊本へ行った私。結局、探し出すことも出来ず東京へ戻った。果たしてこの後どうすればいいのか…途方に暮れてしまった。弁護士は探す手立てを模索してくれてはいたが、私は気がきではなかった。なぜかと言うと、最後に見た父はかなり弱っていたから、また会える時まで元気でいてくれるかどうか。時間だけが過ぎていく中でかなり焦っていた。その後、兄も弁護士を立ててこちらに連絡し
2022年6月5日 10:36
私が父に会いたい一心で玄関の前に立ち尽くしていた時、一台のパトカー🚔が実家の門の前に止まった。そこから2名の警官が降りてきて、「〇〇さんですか?」と私の名前を確認してきたので、「はい、私です」と答えたらお話を聞きたいと言われた。まず、「ここに何しに来ましたか?」と聞かれる。私は、最初のその一言にも憤りを感じたが、必死に耐え冷静に「父に会いにきました。ただそれだけです。実の娘なので。父が
2022年5月29日 16:13
弁護士より、一日早く熊本入りした私と息子。実家を探しても父を見つける事が出来なかったので、地元の病院や心当たりのある施設などに電話を掛けまくって、父がいないか聞いた。でも、父は見つからなかった。兄夫婦が病院や施設に口止めをしているのかもしれないと思ったが、私にはもうこれ以上どうすることも出来なかった。そこで、町役場の福祉課に相談に行く事にした。2名の弁護士も同行していたので、役場の人
2022年5月1日 18:11
※ 写真は、実際に実家の前に貼られた張り紙。これまでの話はマガジンにまとめました⬇︎※現在①〜④です。写真は最後の家族写真です。父が病院から忽然と姿を消した後、警察へ捜索願いを出すも虚しく…行方知れず。私は弁護士2名に同行してもらい熊本の実家に向かうことにした。厳密に言うと、私と息子は1日前乗りして熊本入りし、実家の様子を伺うことにした。空港から実家に向かい門の前に車を止めると、
2022年4月24日 17:10
上手に私を騙して父を精神病院に入れ、私と孫である息子から引き離し、父を弱らせた兄夫婦。その事実を知って愕然とし、父と再会したその夜、私は熱を出して寝込むほどショックを受けていた。そして、このまま父を兄夫婦に任せておけない…と強く決心した。このまま父を兄夫婦に任せておいたら、父は確実に死期を早めることになる…と、弱りきった父の姿を見て思った。これじゃあ「間接殺人じゃないか!」殺人は、直
2022年4月17日 11:50
自宅へ帰りたい”という父の願いを叶えるために、兄夫婦と格闘の末、やっと12月31日から一泊だけの外泊許可を勝ち取った、その後の話です。これまでのお話はこちら↓(話が増えてきたらまとめる予定です)あ〜でもない、こ〜でもないという理由を並べたて、父が自宅に帰ることを認めようとしない兄夫婦。担当医や看護師長の助けを借りて何とか一泊だけの外泊許可が出た。なんで一泊だけなんだよ〜〜〜!!!と心の
2022年4月10日 18:18
①話はこちら↓ この話を読んでいただくと今回の記事がより理解できると思います。兄夫婦によって精神病院に入れられた話しに、実は…もうひとり驚くべきキャラクターの登場人物がいる。それが表題にもなっているヤクザな姪っ子である。兄夫婦の一粒種である姪っ子は、自分の家族以外の人間を見下し、なんでも「一流でなければいけない」という思想を植え付けられて育っていた。私には、何を基準に一流と言うのか
2022年4月3日 11:15
母が亡くなってからの父は本当に見ていられないくらい痛々しかった。母が亡くなる前の父はとてもワンマンでワガママで、キレるは怒鳴るはの昭和の頑固親父そのもので、正直好きとは言えなかった。でも、母を亡くして寂しさに身もだえている父は別人のように弱っていった。私は、東京から熊本にいる父の元に出来る限り出向いて父との時間を過ごすようにしていた。でも、段々と私が父の元へ行く時は、父の側に住んでいる兄