簡単!楽しい!刺しゅう糸で作る巻き玉
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。
今回はタティングレースを使った飾り方をお届けします。タティングレースは苦手…という方も楽しめるアレンジです。どうぞご一緒に楽しい時間をお過ごし下さい。
作ったレースはどう使う?
作るのは好きだけれど、どう使ったらよいか迷っている方も多いのではないでしょうか?教室でもファイルに入れて仕舞っている方がほどんどです。フレーム飾りも季節に合わせて入れ替えるといいのですが、気に入ったものを飾ったままになりがちですね…たまには、他のクラフトと合わせてアレンジを楽しんでみましょう。
今日はこちらのパターン№137 moonを使ったハロウィンのオーナメントを紹介します。簡単なので一緒に作ってみましょう。
レースを楽しんだ後は…
ここからはアレンジの方法を書いていきます。吊るして飾るガーランドの紐は、巻き玉の両端の糸をそのまま利用します。
作り方の手順は、初めに巻き玉を作ります。次にリボンを付けて吊るすための輪を作ります。
次にレースを飾るためのボタンとポストカードを挟むクリップを付けます。
それぞれの作り方を見ていきましょう。
ウッドビース使った巻き玉
材料:ウッドビーズ、刺しゅう糸、紐通し
キットでご用意したウッドビーズは2㎝で中心の穴が5㎜くらいの大きいものを使っています。
刺しゅう糸は1束使います。紐通しはプラスチック製のものを使用しました。
手順
1.刺しゅう糸を半分の長さまで解きウッドビーズを通す。
2.通した糸端に紐通しを付けてウッドビーズに巻く。巻いた糸がふわふわにならないよう、しっかり引き締めながら糸端が20㎝になるまで巻く。
3.ウッドビーズの上下を返して、刺しゅう糸の反対側の糸端に紐通しを付けて2と同様に糸端20㎝になるまでしっかり巻く。
ポイント
巻いた糸が重ならないように、順番に並べるように巻いていくと、1束できれいに隙間なく巻くことが出来ます。ふわふわに巻いたり、重なりが出来ているとビーズが見えてしまうので気を付けましょう。
リボンの付け方
材料:リボン・ボタン
準備
1.8㎝のカットしたりぼんの中心を糸で縛りタックを寄せておきます。2.ウッドビーズの端糸に刺しゅう針を通し、ボタンとリボンを付けます。
四つ穴釦の場合
刺しゅう糸をボタン穴1裏から出して対角2へ通し、リボンを添えて3から出して対角4へ通す。
3.吊るし紐の長さを調整して引き締める。
4.針を外して吊るすための輪を作る。
足付釦の場合
刺しゅう糸をボタン穴に通して裏にリボンを添え、同じ方向からリボンを巻くように糸をボタン穴に通す。
レースを飾る位置にボタンを付ける
出来上がったレースを飾る為、吊り下げ紐(下)の1/4の位置にボタンをつけます。リボンをつけた時と同じ要領で刺しゅう糸を通して固定します。
クリップを付ける
クリップは金具のバネの空洞に糸を通します。糸端はシャトルに糸をつける時の様に結ぶと端が飛び出さずに綺麗です。
完成したら
クリップの重みでふわつかずレースを綺麗に飾ることができますね。クリップでお好みの写真なども飾ってお楽しみください。
季節に合わせて巻き玉の色や飾るレースを選ぶともっと作品を楽しめますね。
みなさまの作品お写真お待ちしています
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タティングレースがはじめての方
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《関連商品》
▷Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
▷Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
▷Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。はじめての方も楽しめるパターンを心がけています。デザインはすべてオリジナルで、中世ヨーロッパ貴族に愛されたタティングレースに、北海道札幌の自然のイメージを表現しています。
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