コラム シャトルに巻くために必要な糸の長さは?
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。
コラム
コラムではレッスンの中で伝えきれないちょっとしたおはなしを書いています。今回は「シャトルに巻く回数」についてのおはなしです。
始まりはこんな出来事でした。
初めてレッスンにいらした生徒様のお道具箱にたくさんのシャトルが入っていました。シャトルを集めている方も多いですが、お話を聞くと「シャトルに糸が残ってしまい、違う糸を使うたびに新しいシャトルを買っていた」そうです。
シャトルに巻く回数を気にしていなかった方も多いと思います。タティングレースはシャトルに糸が巻いてあれば大丈夫なので特に気にすることはないのですが、足りなくなってしまうとがっかりですものね。
どのくらいシャトルに巻きますか?
教室では、パターンをお渡ししたときに目安の巻き数もお伝えしています。私が作ったときの巻き数を目安にしていますので、糸の太さはもちろん、作り手の手加減でも大きく違うことはよくあります。
ゲージのススメ
基準にしているのは、糸を買ったときに作っているサンプルから計算しています。(ゲージについてはこちらを参考にしてください)
シャトルに巻くのはリングの目とすべての芯糸です。芯糸はモチーフに沿って図ることが出来、大した長さではありませんので、リングの目で計算します。
第2シャトルに巻くために必要な糸の長さは?
使用する糸の量が少ないときは第1シャトルに両方に使う分量を巻いてから、第2シャトルに巻きとると良いのですが、使用する量が多いときは巻ききれないですね。そんな時は、第1シャトルに必要な分を巻いたら、2~3程残して玉糸からカットします。
私はだいたい1mを手で測ります。よく作業するテーブルの長さや、腕の長さなどで検討を付けると良いかと思います。(160㎝くらいの方ですと、片手の指先でシャトルを持ち、反対側の肩までで大体1mくらい)
おおよそですが3m程度あると約60回巻くことが出来るはずです。
ひとつのモチーフに必要な糸の長さを知ると、シャトルひとつでも安心して楽しむことができますね。そして残った糸は小さなモチーフや、タッセルに使うようにしましょう。
残り糸の使い方
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