《pattern》№124 星のリース
札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、基本Step1からお読みください。
こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。
作品ができるまで
2つのモチーフを組み合わせて作るケルテックタティングのオーナメントです。基本のモチーフはpattern No.5のアレンジです。初心者さんも楽しめるデザインで、ステップアップしながら季節を楽しんで欲しいと思いデザインしました。2021年のクリスマス課題です。
作り方のポイント
シャトルを持ちかえるときに同じ方向にチェインが重なるように気を付けることです。動画は別の作品を作っていますが工程は同じです。使わないシャトルを左上に置くようにして作っています。同じ方向に動かしながら作ることで、チェインの重なりを間違えることがなくなります。
patternについて
使用レース糸 / リズベス#20・DMCセベリア#30
完成サイズ / 約6cm
コラム 糸の太さはなぜメーカーによって違うの?
タティングレースを始めたら、いろんな糸を試したくなりますね。大抵は番手を頼りに好きな色を購入します。でも、いざ作ってみたら大きさがイメージと違うことや、結び心地が悪かったりすることもありますね。それは、メーカーによって糸の作りが違うからなのです。でも、同じ番手なのに、どうしてかしら?と思いますね。それにはこんなわけがあるのです。
糸の基準は「太さ」ではなく「長さ」だからなのです。綿糸でいうと「測りで測って1ポンド(約453g)になるための長さ」が840ヤード(約768m)となる際の糸の太さが「一番手」。2倍の長さが必要になる糸の太さが「二番手」、3倍の長さが「三番手」となっていくそうです。値が大きくなると糸が細くなります。糸を作っている方には便利な単位でも、糸を使う私たちには頭がこんがらがってしまいますね。
やはり、使ってみないと仕上がりのイメージはつかないものかもしれないですね。そこで、糸を買ったら「ゲージ」を作ることをお勧めしています。同じパターンのモチーフを作ってサンプルにしましょう。できればどのくらいの長さが必要だったかも記しておいてください。そうすると、次回、同じメーカーの糸を購入する際の目安になりますね。そして、このゲージは、他にも良いことがあります。そのお話は、またいつか。
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《関連商品》
▷Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
▷Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
▷Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)
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ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
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