《Step4》シャトル2つ
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。
作品ができるまで
教室でのレッスンをたくさんの方へ届けたい。もっと気軽におうちでレッスンしていただきたい。そんな気持ちを込めて、基本で作れてアレンジも楽しめるパターンを作りました。届いてすぐ作れるように糸もセットしました。糸の色の組み合わせでも楽しめるデザインです。
キットについて
《Step1》で基本の結び方(チェインとリング)、《Step2》で「ピコ繋ぎ」「シャトルつなぎ」、《Step3》で「ひねりのあるつなぎ方」をマスターしたら、こちらの《Step4》で「シャトル2つ使ったモチーフ」を練習しましょう。2つのシャトルを使えるようになるとデザインを楽しむことができますよ。
チェインの上にリングを作るときや、チェインの向きを変えてつくる場合に第2シャトルを使用します。lesson4には、チェインの上のリングを2種類と、チェインの向きを変えて作る「トリプルリング」を練習します。
お届けする糸は
基本が結べるようになったら、いろいろな種類の糸を試していただきたいと思います。
お届けする糸は、「DMCセベリア#30」という糸です。(セットの糸はモチーフ2~3個分です)DMCの糸は、日本のメーカーの糸より少し細い規格です。セベリアは、撚りがしっかりしているので比較的に結びやすく感じると思います。特にほどくことが多い初めての方には、しっかりした糸で練習することをお勧めします。
いろんな糸を試したい方へ
「DMCパールコットン #12」刺繍糸として使われる細目で、撚りの甘いやわらかい糸のため扱いにくく感じられるかと思います。色も風合いも優しくて、大好きな糸なのでお勧めしたいのですが、どうぞ手が慣れてから挑戦してください。ご希望の方にはこちらの糸をセットの糸と変更してお届けいたします。
生徒さんが集まると、どんな糸を使っているか情報交換が始まります。1玉購入するとなかなか減らないので、小分けにして交換会などしたいな、といつも思っています。気まぐれに新しい糸を追加しますので、「どんな色かな?どんな結び具合かな?」と気になる糸がありましたらどうぞショップをご利用くださいませ。
1 チェインの上にリングをつくる
ロックステッチ(LS/見せかけのピコ)… ピコの高さで目を移動しない表目を作り、通常の裏目を作り(逆でも可)糸を切らずに2段目へ進みます。
movie シャトル2つ繋げて糸を巻く方法
同色で結ぶときは、ふたつのシャトルに糸をつなげて巻いてみましょう。
初めの始末糸がでないので、きれいに仕上がります。
2 チェインの上にジョセフィンノットをつくる
ジョセフィンノット(JK/◎)… 表目の連続で作る小さなリング。指示がなければ表目10回で作ります。
3 縁飾りのチェインの上にリングをつくる
(2段目のみシャトル2つ使用)1段目のモチーフを仕上げてから、2つのシャトルに繋げて糸を巻き、シャトルつなぎをしながら縁飾りをします。
movie 段ごとに色を変えるとき
4 チェインの向きを変えて作るアレンジ
動画では玉糸を左手に掛けていますが、シャトル2つの場合は玉糸の代わりに第2シャトルの糸を掛けます。
こちらのパターンでは、人気があるデザインのひとつ、トリプルリングをつくります。糸の色を変えて作るとわかりやすいですね。
movie トリプルリング
タティングレースがはじめての方へ
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・リバース
▷Step2(まる) ピコ繋ぎ
▷Step3(しかく)ひねりのある繋ぎ方
▷Step4(さんかく)シャトル2つ ジョセフィンノット、トリプルリング
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
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