№67《ドイリーパターン》ykere
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。
作品ができるまで
ykere(イケレ)はアイヌ語でシロツメクサを表します。大きなドイリーなので、広大な草原に咲くクローバーを摘むように、ゆっくりとご自身のペースで楽しんで繋いでみてください。(pattern №67)
作り方のポイント
シャトル2つ使います。難易度は高くありませんが、段を重ねるとシャトルの糸をたくさん巻いて他も足りなくなりますので、途中で間違えても解かずに切ってしまうのも綺麗に仕上げるコツです。始めたばかりの方は、無理をせずに丁寧に糸端の始末をしながら結び足していきましょう。
慣れてきたら糸端を出さないように結び足す方法を、下の動画を見ながら練習するといいですね。
シャトル2つ使用する段
5・9・11段目は、シャトルを2つ使います。
作り始めは第1シャトルでリングを作り、リバースし第2シャトルでリングを作ります。次に、第1シャトルで作るチェインは、リバースせず第2シャトルの糸を左手へ掛けて玉糸の代わりにします。
結びはじめの始末糸を出さないために、ふたつのシャトルを繋げて糸を巻くときれいに仕上げることが出来ます。ドイリーを作るときは、シャトルの糸を足す必要がありますので、第1シャトルには巻けるだけ巻き(シャトルの上から見てはみ出さない程度)、1~2m程残しカットして、第2シャトルに巻くことをお勧めします。
参照/Movieシャトルふたつを繋げて使用する方法
作ってみましょう
パターンはこの記事の下からダウンロードできます。
段ごとに色を変えるときは、なるべく同じメーカーの糸で楽しむことをお勧めします。メーカーにより糸の太さが違うこともあります。
参照/ https://note.com/nanairo_tatting/n/nf7bd427ea765
《完成サイズ》
全12段目/約38㎝(40番レース糸使用)
細かいポイントは動画を見ながら一緒に作りましょう。
Movie 糸端の始末
針を使った糸始末の方法はこちらの動画を参考にしてください。
Movie 糸端が出ない糸の足し方
糸端を芯の糸に結びこみながら結び始める方法はこちらの動画を参考にしてください。
Movie リングの解き方(基本編)
Movie リングの解き方(応用編)
Movie 糸の足し方
Movie リングを結び忘れたら
外側のリングを繋ぎ忘れて、後から付け足す方法をご紹介しています。
Movie シャトルふたつを繋げて使用する方法
ふたつのシャトルに同色の糸を使用する場合、繋げて使用すると始末の糸を減らすことができます。巻き方はこちらの動画を参考にしてください。
タティングレースがはじめての方
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
▷Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
▷Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
パターンはこちらから
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