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《Step7》№135 結び戻るチェイン(スプリットチェイン)
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。pattern №113、135、139を使用し練習していきます。
パターンが一部重複しますのでご利用の際はご注意ください。
パターンは記事の最後になります。
スプリットリングとは
スプリットチェイン(Split Chain)は、「分けて作るチェイン」です。チェインの前半を作ったら、後半は引き渡し糸を芯にして、反対側から結び戻ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1684331411591-A5Tl9YM9gH.png?width=1200)
どんなときに使うの?
チェインで糸を切らずに次の段に進みたい場合に使用されます。
ブリッジングやスプリットチェイン( Split Chain )とも呼ばれています。
練習の前に
教室では段階を踏んで練習しています。
お時間に余裕がある方は、結び目を移動しなチェインを作ることに慣れるために、№113のリング包みを試してみることをお勧めしています。こちらに動画も添えてあります。
スプリットチェインの作り方
スプリットチェインは、シャトルを一つで作ります。結び目が分かりやすいので#20の太糸を使って練習しましょう。
はじめに、動画を見てからお読みください。
① 段の終わりのチェインは、次の段のはじまりの位置まで結びます。
チェインの終わりの位置に芯糸を引き渡してシャトル繋ぎをします。
②(結び戻るチェイン)
右から左へ結ぶことが出来ますが、少し結びにくいため左右反転させて結んでいきましょう。結び目の移動はせずに、左に詰めながらつくります。
ピコ繋ぎの要領で、芯糸の内側からシャトルの糸を「すくい上げる」「すくい下ろす」を繰り返します。
③ 結び終わったら左右反転させて戻します。続けて次の段を結ぶことが出来ます。
ポイント
1.引き渡し糸は、目を作るうちに伸びてしまいやすいので「残りの目の半分の長さ」程度にしておきましょう。
2.結び目は左へ詰めながら結びましょう。
アレンジ
ご自身が持っているパターンで試してみませんか?
次の段がチェインの繰り返しになっているものが、わかりやすいかもしれないですね。図案を見てどこを戻ると一筆書きにできるか見てみると、読み替えることができます。図案を読み替えることが出来ると、糸端の始末が減ったり、結び間違えた時の修復にも応用が利くことがあります。Step7には№139も収納しています。
スプリットチェインを使ったパターン
タティングレースがはじめての方
こちらからお読みください。
結び戻るリングはこちら
《関連商品》
▷Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Step2(まる) ピコ繋ぎ
▷Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
▷Step4(シャトル2つ)ジョセフィンノット、トリプルリング
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ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
テキストはこちらから
こちらからPDFのファイルをダウンロードできます。パソコンやタブレット、スマートフォンに保存して閲覧、印刷ができます。
内容
パターン3つ
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![](https://assets.st-note.com/img/1684332021715-vZJwDIiyjz.png)
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