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コラム シャトルの入れ替え
札幌の小さなタティングレース教室のレッスンを一緒に楽しんでみませんか?タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使って結ぶレースです。
はじめに
タティングレース教室でのおしゃべりに耳を傾けてみませんか?そう!そう!と頷くお話が、あるかもしれませんね。
今回は、結び始めてから第2シャトルが必要だったことに気が付いたのですが、やり直さなくてはいけないのでしょうか?というご質問から始まります。
コラム シャトルを入れ替えて作るときは
左手に掛けている糸のほうでシャトルを使う場合は、あらかじめシャトルふたつ用意して作らなくてはいけないですね。
ご質問にあった「うっかりシャトル一つで結び始めてしまったとき」は、シャトルを入れ替えることも方法のひとつです。また、2つ目のシャトルの出番が少ないときなども便利です。
練習をする前に、どんな時シャトルをふたつ用意しなくてはいけないかお話しておきます。それは、チェインの外側にリングを作る、またはリングが上下にある、チェインの向きが途中で変わるときなどです。
ここからはその方法をお伝えします。「シャトルを入れ替える」とは玉糸とシャトル糸の位置を変えるということです。
玉糸とシャトル糸を一重に結んでみてください。左右の向きが変わりましたか。結び方はやりやすい方法で構いません。一回結んで、向きを変えて、という工程をが出来ていればOKです。
慣れてきたらスムーズに入れ替える練習をしてみましょう。私はシャトルを離さずに手の中で済ませたいので、表目を結ぶように糸を掛け、そのままリバースをするように向きを変えています。動画も添えましたのでご覧ください。この方法で入れ替えると、チェインに進むときはこのまま結べます。リングに進むときは、もう一度リバースします。慣れてくるとシャトルの入れ替えがスムーズにできますので、機会があるときに練習してみてくださいね。
Movie シャトルの入れ替え
Q.シャトルの入れ替えができるといいことありますか?
A.特徴を生かした作品が作れます
チェインの山の上にリングを作る際にシャトルを入れ替えると山が鋭角的になります。なだらかにするためには、芯の糸がへこまないように少しゆるみを付けると形が整いやすいのです。また、この特徴を生かして作るモチーフもあります。№31の桜の花びらは、シャトルを入れ替えてとがらせて作ります。
Q.シャトルの入れ替えの代わりの方法はありますか?
A.作りたいものによって様々な結び方で工夫できます。
第2シャトルが必要なときのリングは「チェインで見せかけ(見せかけのリング)」て、チェインは「結び目を移動しないチェイン(ジグザグコードの応用編)」に変えることができます。どの方法がご自身にとってきれいに結べるか、作りやすいかを考えながら選べると楽しくなりますね。
「シャトルの入れ替え」と「見せかけのリング」の結び比べはこちらのパターンで紹介しています。
もっと自由に
タティングレースと楽しい時間をおすごしください。
シャトルの入れ替えを使うパターン
タティングレースが初めての方はこちらから
https://note.com/nanairo_tatting/n/nb61843d8b8d3
https://note.com/nanairo_tatting/n/n52b9c19a89f2
https://note.com/nanairo_tatting/n/n7678c50fbed8
▷ワンポイントレッスンの一覧
https://note.com/nanairo_tatting/n/nf58d19506b0c
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
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