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櫻の園の新緑の 力強き成長よ 秘めたる 優美の色よ
会おう 逢おう 語ろう 語り合おう そんな風に ごくごく素直に 集まれるのは なんて素敵な ことでしょう って なんの屈託もなく 思えていたのは 忘れそうになるくらい 大昔のハナシだ そっ すっかり 変貌しちゃった なにもかもがね この気持ち この心構え 鬱屈したまま それはなにも アノはやりヤマイや アノチクッとするアレ だけではなくて そこから先からの あらゆる出来事が 親しい 懐かしい 愛着がある 信頼する などという あたたかいナニかを ぶっ壊
清々しく吹く風と 限りなく透明な空 季節はめぐる 世界は変わる きっときっと 良い方向に と 感じていた ときも たしかにあった よね 失われた30年なんて いわれているけど たしかに 多くを失ったよね あまりにも多くを かけがえのないものを でもね 名もなき我々は ただぼんやりと してたわけじゃない 日々の暮らしに 追われていたんだよ あまりにも多くの時間をね 忙殺だよ 心を失っていた それにね 我々はただの無関心な 群衆でもない 心のど
ずっとずっと 上のほう 遥かかなたで キラリと光る 大いなる視線 それはね きっと 内なる声
ゆきましょう そこへ 夢見ましょう いつも 澄み切って 共に 名も無き我ら 手を取り合って この国の 粋(すい)なるものを 受け継ぎ護り 次の世に受け渡す 我らはイマココだけの 無為な存在に非ず あらゆる国に地域に 生まれいでては 永遠の時を巡り巡り 共に生きてきた 我らひとりひとりは 別個別離孤立に非ず 永遠の時を巡り巡り 共に生きてきた存在 この時代にこの星に この国に在る その意味をつかみ 自らの生命を 生かし切る
残る光の 美しさ 去りゆくものの 威厳を想う 深く深く 頭を垂れる
青々と 色鮮やかに はっきりと しっかりと いま 皐月 毎年 繁る 木草や花 今年の今日も 新緑は繁る 毎年みつめる この季節 いつもの公園 皐月の緑 毎年 毎年 巡りくる 新緑の季節 深く 穿ち入れば すべては 同じようであって 同じではない 嗚呼 絶え間なく 変わり続ける まるで 川の流れのように われわれもまた 同じようであって 同じではない そう まるで 川の流れのように 同じものは ひとつとして 存在しない 絶え間なく 変わり
大風 大風 ビュービュービュー 雲が湧く 雲が湧く 皐月の荒天 風寒し 今日は大潮 海は大きく引き やがて満ち満ちる ここは 生命あふれる 地球(ほし) 水の惑星 宇宙の中の 奇跡
白く煙るは 大陸の 遠きところの 砂という 植物消えた 砂漠化の 潤い消失 乾燥地帯 加えて 工場林立の 燃え滓 毒瓦斯 黙々と 嗚呼 風と共に 空を駆け 世界を巡る
奇跡は いつもあふれてる そこにも ここにも だって たったいま この地球(ほし)に いるのも そう 幾億年もの 時を超えて われわれは ここにきた そして いつか また あの見事な 生命の大樹に 還ってゆく だから 精一杯の 真心と 感謝を込めて 過去未来今を 創ってゆこう もちろん 一人じゃないよ ここにいる あなたとわたし そして 名もなき 世界中のたくさんの みんなと しっかりと 手を握り合う 思い出してみて 心はいつも つ
暮れゆく時の 静けさよ 心静かに ここに在る 過去現在の あらゆる事象を 悔いて帰らぬ 時の流れよ ただここに 有り難く つなぐ輪の 新たなる はじまりは 終わりなき こと也 未来へと
夢見ることの 素敵さよ 信じることの 尊さよ 清きあることの 貴重さよ
ふわっふわっと 優しい風が 吹き下ろす 光と大気を 額に頬に 受けながら 知らず知らず 微笑みが こぼれてくる 柔らかい 優しいって とっても とっても 心強い よ ね ♡
輝く太陽よ 変わらぬ光よ この地を照らし この地を肥やす 恵みをもたらしながら 自転公転を繰り返す 幾多の天体を支える 真理の源よ