しゃくやくの花に感動する✨
先日行った植物園の開花情報に、満開と表記されていたので、しゃくやくの花壇へ行ってみました。
しゃくやく(芍薬)の花をちゃんと見たのは初めてでしたが、花弁が多くて、ふんわりきれいに丸く咲いていて本当にきれいな花でした。
花を見るたびに、芸術作品を見ているような気持ちで感動してしまいます。
せっかくなので、よく聞く言葉の意味を調べてみました。
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立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花
芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせることから美しい女性が立っている姿のよう、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけることから美しい女性が座っているよう、百合は風を受けて揺れるさまから美しい女性が歩く姿のようだなどと表現されます。
この言葉はもともと漢方藥の生薬の用い方を表現した言葉なんだそうです。
「立てば」はイライラし、気のたっている女性に対して芍薬で気を沈めます。芍薬の根を用いて、そのほかに血液の流れをよくしたり、痛みや筋肉のこわばりを和らげます。
「座れば」は座ってばかりいると血液の流れが悪くなり、血液が滞ります。このような状態に対して牡丹の根の皮の部分(牡丹皮)を用いて血液の流れを改善します。
「歩く姿」は百合の花が風でゆられているように、心身症のヒトがゆらりゆらり、フラフラと頼りなげに歩く姿を意味します。百合の根を用いて不安や不眠、動悸を改善します。
これらの生薬を用いれば女性は美しく、健康になれることから転じたものと思われます。
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ほほー、何となく知っていましたが、改めて調べたらそういう意味なんですね。
というわけで、しゃくやくの花の美しさに感動した1日でした😊✨
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