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「想いが伝わらない」と悩んでいる親の向こう側にいる子供を笑顔にしたい…

ここ数年、私が目指している世界はただ一つ
「子供たちの自己肯定感を上げたい…」

※Webライターラボのコラム企画に参加します。
 テーマは「今年達成したいこと」です。

私が今年挑戦するのは「カフェでワークショップを開くこと」
いつも私が息抜きでお世話になっているカフェのオーナーと、昨年度から少しずつ話が進んでいる。

ワークショップの内容は、育児の中で役立つ親から子への伝え方講座。
子供に何かを伝えたい時は、自分(親)の言葉ではなく、子供に合った言葉で声がけをしたほうが、子供に伝わりやすいという内容だ。

私は2年半前に、伝え方・捉え方に焦点をあてた心理学を学んだ。
人の価値観は幅広く、伝え方、捉え方のズレで人間関係に摩擦が生じるという話だ。

親子で趣味が似ることはあったとしても、性格や思考は必ずしも同じではない。
よかれと思った褒め方や、注意の仕方がうまく子供に伝わらず、子供は「自分は親に愛されていない」と感じてしまうケースもある。

多くの大人は人生経験において「人の価値観は十人十色」と知っている。
私が講座を受講している時も、そこにいたメンバーはみな知っていた……つもりだった。

講座の中では、さまざまなワークを通して、自分だったらどう考えるのか、どう伝えるのか、どう捉えるのかを話し合う。
メンバーの誰もがこれまでの人生で「当たり前に正解だ」と思っていた自分の価値観が、見事に他人とズレていることがわかる。
それも、想定外に。

講座を通して、いかに自分の価値観の幅は狭いのかを知った。

親が、どんなに一生懸命子供を褒めているつもりでも、言葉が違えば、プレッシャーをかけてしまうことがある。
親が、どんなに一生懸命子供の心に寄り添っているつもりでも、価値観が違えば、その気持ちは全く伝わらない。

親と子の価値観のズレが、子供の自己肯定感を下げてしまう。

有名な、元保育士は言う。
子供の脳は「~ない」という否定の言葉を理解しないので、
「廊下を走らないで」ではなく「廊下を歩きましょう」と伝えましょう。

うん、あなたのタイプならそれが正解。
でも、「~ない」のうほうが響く人間もいるんだよ。

親が伝えようとしていること、その「愛」が
できるだけ歪まず、まっすぐに子供に伝わって欲しい。
「生まれてきて、良かった」と思う子供を増やしたいから。

まずは、手の届く距離にいる、子供にいいたいことがうまく伝わらないと悩んでいる親に手を差し伸べることで、その向こう側にいる子供たちを笑顔にしたい。

私は今年、必ずその一歩を踏み出す。
未来に続くその一歩目を。

Discord名:【アイビー】田部愛
#Webライターラボ2501コラム企画

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