![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118681977/rectangle_large_type_2_90bd7d52898d9aa1eb5d4cc64592a3b8.png?width=1200)
胸の「カプセル拘縮(球形拘縮)」副作用
シリコンバッグ豊胸手術をご検討されている方の中には
豊胸手術の副作用の部分がご心配な方が多いと思います。
その中でも今回は「カプセル拘縮(球形拘縮)」の副作用について
詳しく語りたいと思います。
カプセル拘縮(球形拘縮)とは
カプセル拘縮(球形拘縮)は、
副作用の中でも珍しい副作用の事例となりますが、
一度拘縮になると回復が難しいと知られており
より心配されている方が多いと思います。
珍しい副作用の一つだとお話しましたが、
NANA美容外科の数多い手術の中で0.3%の割合で発生されているためです。
発生される原因は100%明らかにされていないですが、
多い部分は明らかになり、執刀方法の改善と予防法など様々な努力で
球形拘縮の発生の確率を減らすことができました。
今まで知られている大きい原因の中には
炎症、血腫、細菌感染、シリコンバッグの破損と破裂などがあります。
その他にも明らかに確認できない遺伝的な要因などもあり
発生率0%に至らない状況です。
![豊胸手術 カプセル拘縮 胸 整形 副作用](https://assets.st-note.com/img/1697085069335-h8ckqJMBVI.png?width=1200)
カプセル拘縮(球形拘縮)の症状
カプセル拘縮はシリコンバッグを包む被膜が厚くなり
硬くなる症状のことを言います。
被膜(capsule)は体内構成成分のコラーゲン成分になっております。
コラーゲンは体の皮膚、軟骨などの組織を構成する成分となり、
体に傷ができるとすべての傷跡組織にはcapsuleが形成されます。
いわゆる傷、傷跡組織とも言えます。
シリコンバッグが挿入された周りに傷跡の膜が形成され、
その組織が厚く硬く生じる事を「カプセル拘縮(球形拘縮)」と言いますが、
他の部位にも傷が出来たら被膜(capsule)ができるのに
なぜ豊胸手術の中で問題になるのか。
それは一般的な傷も厚さや硬さなど特性が異なりますが、
特に豊胸手術の場合はシリコンバッグの感触、動き、形の変形などに
敏感な手術のためです。
傷跡が治る過程で皮膚の中の組織が硬く厚くなっても
2次的に問題が起きることはほぼありませんが、
乳房拡大術(シリコンバック豊胸)はカプセル拘縮により
触り心地が悪くなり胸の形も変化されるなど問題が起きます。
Baker classificaiton(段階別症状)
私たちが多くしている拘縮の段階(レベル)は、
Baker classificaiton(段階別症状)という被膜の状態を表す
基準指標のことを言います。分かりやすく表でまとめてみました。
![シリコンバッグ豊胸 カプセル拘縮 副作用 デメリット](https://assets.st-note.com/img/1697085295637-oLlds1dnaw.png?width=1200)
Bakerレベル1,2段階の場合は正常範囲となり、
触ると柔らかく理想的な形の状態です。
Bakerレベル3,4段階は拘縮の状態だと言えますが、
感触が硬くなり、カプセルが厚く形成されて
徐々に球形に近い形に変わります。
この場合は発生原因を把握し適切な治療が必要となります。
まとめ
カプセル拘縮(球形拘縮)は
適切な計画を立てて清潔な環境で手術を進行し、
繊細なテクニックを通して発生の可能性を減らすことが可能です。
万が一カプセル拘縮になったとしても再手術により
回復できますのでご安心ください。
💚NANA公式LINE💚
➡https://lin.ee/InwgBdf
💖ホームページ
https://jp.nanahospital.com/
💖Ameblo
https://ameblo.jp/nanahospital
💖Twitter
https://twitter.com/nanahospital
💖Instagram
https://www.instagram.com/nanahospital_jp/