鼻筋プロテーゼはいずれ除去が必要なのか？～鼻整形の副作用とは？～
鼻整形の副作用について
鼻は他部位の整形よりも副作用が心配！と思っている方もいらっしゃるようです。
本日は鼻整形の副作用について当院のチェ・ヒョッジュン院長にお伺いします。
鼻筋プロテーゼは生涯除去しなくても問題ないのか？
鼻整形時に挿入したプロテーゼですが、何も問題がなければそのままで問題ありません。
ただ、老化によって皮膚の状態が変わることにより形的に違和感が生じる可能性もあるので、それが嫌だという場合はその際に除去するという選択肢もあります。
鼻整形は副作用が多く発生する？
目でも鼻でも輪郭でも切開リフトでも、整形手術をするということは炎症の可能性がゼロではありません。
鼻整形はシリコンを入れる場合が多いので、より副作用に対してみなさん敏感にならざるを得ないでしょう。
しかしシリコンを入れるからといって必ず炎症が起きるというわけではありません。
鼻整形に使用される素材は？
鼻筋にはシリコンが最も多く使われ、それ以外にもゴアテックスや、この2つを混合したシリテックスがあります。
鼻筋をほんの少しだけ上げたい方ですと自己真皮を使用する場合もあります。自己真皮は自分の臀部組織を鼻に入れるんですが、拒否反応の可能性がなく自分の組織だという長所があります。
しかし、脂肪移植のように生着期間を経て最初よりは減ってしまうため、高さが低くなることを予想しておく必要があります。完全に生着したら通常は半永久的に維持されます。
最近は鼻先にはシリコンではなく耳軟骨または鼻中隔軟骨を使用します。
それにより鼻先を高くすることができます。
副作用の原因と対処法
1．皮膚が薄い
2．過度なシリコン使用
3．無理な手術
これらが原因となる可能性があります。
当院では、副作用が発生しないよう万全の体制で臨んでいます。万が一炎症が起きた場合は、手術を受けた病院にすぐに連絡し処方された薬を服用することをおすすめします。
もしそれでも改善しない場合は、病院でシリコンを除去してもらいます。その後、再手術は6か月経過以降に可能となります。
シリコンが合わない体質の人もいるの？
そういう方がまったくいないわけではありません。もし異常反応が続くなどの場合は、シリコンではなく自家真皮や自己肋軟骨を使用する方法もあります。
シリコンが多く使用される理由は？
現時点で最も適した材料がシリコンだからです。様々な素材を使用して出された統計がありますが、シリコンは合併症や再手術率などは著しく低いです。現時点では鼻筋を補完するために最高の素材だと言えます。
しかし、絶対にシリコンを使用しなければならないということはありません。シリコンを希望しない場合は、それ以外を使用した場合の限界などを充分にご説明し、承諾された場合はシリコンなしでの手術を行います。
チェ・ヒョッジュン院長からみなさんへのメッセージ
鼻にシリコンを入れるということで心配される気持ちは充分に理解できます。しかし特に副作用などもなく手術結果にとても満足されている方たちのレビューがたくさんありますのであまり心配しないでください。
もし心配なことがある場合はカウンセリング時にお話しいただければ詳しくご説明いたしますので、ご安心いただければと思います。
いかがでしたか？
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