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#17 片付けアドバイザーの私が育った環境 育児に役立つかもしれない父の言葉

マゼルお片付けアドバイスサービス
しおじまあいこです
主におうちの片付けをお手伝いしています
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私は小さい頃からお片付けが好きな子どもでした

私は三人兄弟で姉と弟がいます

母は捨てることが苦手な人で
それに加え父の身の回りの世話や
三人の育児や仕事に忙しくそこまで手がまわらないという状況で
家の中は客間以外はモノが多かったように思います
お台所も雑多な感じ
モノの居場所も特に決まってないから探しモノが多くて
母はよく「おかあさーん」とモノの居場所を聞かれてイライラしていました

私たち兄弟はそんな環境で育ちました

結果からお伝えすると
姉、私、弟とも
大人になったそれぞれの自宅は片付いています

は元々美的センスがある人で「自分の部屋を飾る」ということは好きでしたが
すっきり整頓されているまでにはなってなかったように思います

はスポーツが好きで部屋には興味なし
プラモデル以外のモノに対する興味もなく私や姉があげたものも重なり
部屋は片付いていないことが多かったです
片付けているところもあまり見たことはなかったです

は片付けが好きだったので飾るというよりは
整える・整頓することがメインだったと思います

同じ「整頓されてない実家」という環境で育った三人が
実家では大して片付けていなかった部屋を経て
大人になりそれぞれの自宅が片付いている

その理由を考えてみました
そしたら
自分に浸透しすぎて気づいていなかった父の口癖を思い出しました

「片付けろ」とは口うるさく言われたことはないのですが
いつも父は

・モノを持つということは一見豊かに見えるけれど それを維持・管理(メンテナンス)する労力や時間を考えてモノを持ちなさい

・掃除をしたり靴を磨いたり手入れをしてこそ持つということだ

・持つモノを減らし自由な時間があるということも豊かさのうちだ

・モノをたくさん持てばそれだけモノに縛られる

と話していたのです

今考えれば私たち三人にそれが根付いている
この仕事をするようになってそう気がつきました

父は理論的な人で
自分の書斎にはアンティークのデスク
その周りは整頓し写真立てを飾ったり美しくしていました
片付けているのは自分のところだけで
家全体の片付けを担っていなかったのは残念なところですが…

そのデスクに座り仕事をする父の背中も景色の一部として私の中に残っています

人は人の言葉だけで知るのではなく
あり方を見て「知る」

私のモノを持つということのあり方の原点

子どもたちにも片付ける私の背中を見せると共に
伝えていきたいと思いました

参考になれば嬉しいです
読んでくださってありがとう


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