#25 【実家のお片付け】片付けコミュニケーション〜お正月帰省前に読んでみてね〜
これからやってくるお正月
帰省される娘さん息子さん
ぜひご実家に行かれる前に
読んでみてくだされ!
ご実家の荷物のいく末を
脅かしたいわけではありません
安心して読んでね
今回は実家の片付けに関して書いてみたいと思います
そしてこれは片付けのノウハウではなく
その手前の最も重要な「ご両親への接し方」を書きます
もちろん
家にある荷物は
どんな家であろうと
片付けない限り片付きません 減りません
✨.゚・*..☆.。.:*✨.☆.。.:.+*:゚+。✨.゚・*..☆.。.:*✨
さてさてお正月
久しぶりに帰省する実家で
「膝が痛くて」
「腰が痛くて」
なんて聞くとなんだかとても歳を重ねた
ように感じる親御さんの存在
実家のたくさんの荷物を目の当たりにすると子どもの私がなんとかしなくちゃと
思うのが
これからやってくるお正月というわけです
年末年始はわいわいムードですが
新年3日にもなれば親戚の挨拶なども終わり時間に余裕が..
そして手持ち無沙汰になり
両親を目の前にコタツでおしゃべりしたり
ぼーっとテレビを見ていたり
そんなとき目に付くのが
ぎゅーぎゅーの食器棚
玄関や廊下の謎の積荷
空いている部屋をのぞけば
「わ!こんなにあれもこれも取ってある」
という実情
そして
(身内なので)思ったことがぽっと口をつく
「モノ多くない?」
「これいらないじゃん」
「私の工作(習字)捨てていいよ」
「いる間に片付けてあげるよ」
これはこの先を見越したお子さん方からの「手伝うよ」という辛辣でありながらも
愛情表現であることが多いです
ですが
親御さんはどう感じるかと言いますと…
片付けてあげるという言葉は
「片付けられてない」と責められているように聞こえるし
その一言もなく
消費期限の切れた食品をぽいぽい捨てようもんなら自分のテリトリーを侵害されていると不安や恐れを感じ
もう自分はお役ごめんだと言われているようにしょんぼり思う
動ける私たちは
「んなオーバーな」
と思いがちですが
歳を重ねるとは
細部に散らばる不安が増えるものなのかもしれません
そして私もこの職業につく前は好意だと思って片付けていました
そしてまんまといつも喧嘩になっていました
実家は子どもたちにとっても自分が住んでいた家
〝自分の家〟という感覚が強いものです
もちろん私もそうです
ですが私たちが巣立ってから時間が経ちその後親御さんのスタイルが確立され時間が経っている場合
動物的テリトリーはほぼご両親のテリトリーと言えます
野生動物は実の子でも独立していれば
自分のテリトリーに入ってきたら容赦無く攻撃しますよね
人間の親はそんなことはしませんが
勝手に何かされるというのは
やはり気分は良くないのです
人間も動物なんです
少し考えてみてください
親に仕送りをもらっている学生でさえ
自分の一人暮らしのお部屋に親御さんがきて勝手にそこここを開けて見られたり捨てられたり意見されたら困惑しませんかね…
でも!
でも!
わかります
「気になる!」
実家の大量の荷物を片付けたい!気持ちほんとーーーーーによくわかります
そんなときは!
久々に会った時になんの準備もなく思い立って片付けするのではなく
お父さんやお母さんおじいちゃんおばあちゃんに
「暗い夜
足元や階段に荷物があって
足を引っ掛けて転んだりしたら心配だよ」
と
モノを減らして
安全に暮らしてほしい
という気持ちを持ってご自身の思うことを伝えてみてください
たぶん最初は「そうは言っても入れるところがない」
などの話になるかもしれませんが
決して収納を増やす方向で話はせず
(収納が増えればモノは益々増えます)
大前提に【愛】を持ってお話ししてみてください
必要なのは理にかなった「説得」ではないんです
「想っているよ」という気持ちなんです
きっと伝わります
そして何より先に実家の自分の部屋から片付け始めてみてください
その真剣な背中を見せてください
そして決して急かさず
✴︎親御さんのテリトリーであること
✴︎心配しているよ 想っているよ ということをちゃんと示すこと
そこを踏まえて話してみると親御さんの気持ちも動くのではないかと思います
帰省前 先に電話などでお話ししてみるのもいいですね
宣伝みたいですが
プロを介入させ第三者の客観的な目線で
一緒に片付けてみようというのもいいと思います
親子はとかく喧嘩になりやすいですからね
みんなの気持ちが
笑顔になるようなお家作りを
心から応援しています
実家が心配なお方
ぜひお話の仕方
想いの伝え方
試してみてくださいね!
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