一緒に一歩蹴り上げて。息はしてなきゃだめだよ?と彼女は笑う。息が止まるほど美しい青が足元で踊り、ただ騒がしい街が眼下に見える。何処までも行けるよ?と彼女は悪戯そうに笑う。震える。寒いから。きっとそう。『わかってるよ』聴こえた気がしたその声は、泡のように弾け飛ぶ。そうして僕は一人

いいなと思ったら応援しよう!

koedananafusi
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。