
40歳からは"闇"が魅力になる
40歳を超えると、闇が増えていく。
20代や30代の頃は「まだまだ先」と思っていたことが、じわじわと現実味を帯びる。勢いで乗り切れることが減り、疲れやすくなる。ホルモンバランスの変化に振り回され、気力が落ちる。1日の睡眠不足が数日間響く…and more!!!
「老い」と「死」が、確実に近づいていることを実感する。
でも、だからこそ人生が面白くなる。
なんとなく続いていた人間関係も、40代になると変わった。心地よい人とは自然と深く付き合うようになり、疲れる相手とは距離を置くように。というより、余計なことに使う体力と気力が減っただけかもしれない…。
その分、40代は「手放す力」がつく年代だと思う。無駄を削ぎ落とすことで、"本当に大切なもの"に集中できるようになった感覚がある。
「見た目」に関しても考え方が変わる。
20代は「流行を追うこと」が楽しかった。
でも40代になると「自分に合うものを知る」ほうが大事になる。「どうすれば自分の美しさを引き出せるか」を考えるようになった。
ここ3ヶ月間、顔周りの筋膜リリースを毎日続けたら、フェイスラインがグッと綺麗になった。きっかけはオンライン会議の録画で見た、自分の横顔。「あれ…?こんなにたるんでた?」と衝撃を受け、このままではマズいと本気で頑張った。

20代の頃、ジムに通ってお腹がうっすら割れたことがあったけれど、それは「簡単に手に入る美しさ」だったんだなと今は思う。40歳を超えると、綺麗になるには時間も手間もかかる。でも、その過程で手に入れた美しさには、"特別な満足感"がある。
他人と比較するのではなく「自分の美しさを創り上げていく楽しさ」が、40代からはある。
"闇"が増えるからこそ、見える光がある。
40代は、それを"自分だけの光"に変えられる年代。
そう考えると、40代って最高に面白い。