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「おしゃれ」と「似合う」を考える

診断ブーム

パーソナルカラー診断や骨格診断、顔タイプ診断も、私がサロンを始めた5年前に比べてずいぶんと認知度があがったな、と思います。
いわゆる自分のスペックを知っている方、かなり増えた印象です。

診断をしている者として、診断役立つよ、楽しいよ、という前提で言いますが、診断で似合うものを知ることと、おしゃれになること、は厳密にはイコールではないと思っています…!
理由を説明しますね。

診断で「似合う」がわかる

パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断、受けたら「似合う」ものがわかりますよね。
ちなみに「似合う」って何かというと「調和」です。

ボディカラーに調和する色。
身体をきれいに見せるデザイン。
肌質に馴染む素材。
顔の印象と調和するテイスト。

これらを身につけると、周りから見た時に違和感がなく自然です。
見た目の個性を無理なく、ナチュラルに引き立たせてくれるので、簡単にいい感じになれます。
特に初対面で印象が良くなるので、外見が邪魔することなく中身をしっかり見てもらえるようになります。

「似合う」の落とし穴

似合う装いができるようになると、上記の流れから自分に自信を持つことができて、仕事にしても恋愛にしても、良いことが増えると思います。
とってもポジティブで素敵なことです。

ただ一方で、突き抜けたい人、強い印象を残したい人には、それだけでは少し足りないのかも、と思うのです。
(どっちがいいとかいう話ではありません!)

なぜなら私たちは「ちょっとした違和感」に目が留まり、印象に残るものだから。
いわゆる「ハズし」というやつですね。
逆に言うと、意思のない「外見との調和」だけでは印象に残りづらい、ということです。

街中で、オーラがあるおしゃれな人を見るとつい目で追ってしまうのですが、そんな人は大抵教科書どおりの似合うスタイルではなくて、「おおそうきたか…!」という意外性があるんですよね。 
でも、絶妙にバランスが取れていたりします。
そしてそれを自分が真似しようとしても、なかなか難しい。。

なぜだろう?と考えると、その方が自身の外見、内面の両方を誰よりもよく理解して、無理なく心地良い状態で、ファッションとして外に表現しているからではないでしょうか。
そこに至るまでには、きっといろいろなことがあったに違いない…!と妄想してしまうほどです。笑

「おしゃれな人」になるために

何が言いたいかというと、そんなおしゃれさんになるためには外見のスペックを知るだけでは足りなくて、自分の内面に、心地よさに、生き方に、しっかり向き合わないといけないんじゃないかということ。
見た目と服がどれだけ調和していても、内面とも調和していないと、そんなオーラは出せないです。

自分を客観的に見られる知性と、自分に向き合ってきた強さを感じられるから、とっても憧れる…!
近道はなくて、コツコツと自分と向き合うしかない気がするので、私も引き続き自分の好きや心地よさを追求したいと思います。

そして診断は自分の見た目を客観的に知るための第一歩👣なので、おしゃれさんへの道のりもギュンっと短縮できますよ!

単純に印象UPしたい方も、オーラのある人になりたい方も、ぜひお気軽にご相談ください^^

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