やはりWHOは害悪だ。WHOの責務は全世界を救う事。だから、世界から集めた金でワクチンの特許を買い取って、公開する事です。「先進国はズルい」と騒いで、開発途上国に被害者感情を植え付けて、世界を分断する事ではない。●WHO 新型コロナワクチン「子供への接種を再考し、寄付を」
WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、新型コロナワクチンの子どもへの接種を始めた国に対し、「いまは公平なワクチン分配のために寄付してほしい」と訴えました。 「いまは考え直し、コバックスにワクチンを寄付するよう強く求めます」(WHO テドロス事務局長)
WHOのテドロス事務局長は、14日の会見で「ごくわずかな裕福な国々が大多数のワクチンを買い占め、リスクの低い人たちにワクチンを打っている」、「子どもにワクチンを打ちたい気持ちは分かるが、いまは考え直してほしい」と述べ、ワクチンの公平な分配を目的とした共同購入プログラムの「COVAX(コバックス)」への寄付を求めました。
アメリカでは、12歳以上の子どもたちに対するファイザー製ワクチンの接種が始まっていますが、テドロス事務局長は「所得の低い国々では医療従事者にさえ、十分なワクチンがない」と公平なワクチン分配の必要性を改めて訴えました。
【引用終わり】
やはりWHOは害悪だと思います。
もはや、WHOのテドロスさんはWHOの仕事を「先進国はズルい」と騒いで、開発途上国に被害者感情を植え付けて世界を分断する事だと、認識しているとしか思えません。
WHOがワクチン不足に何かしたいならば「先進国から分捕って後進国に分配したい」と騒いで世界を分断するのではなく 世界から集めた資金で、ワクチンの特許を買い取って公開し 供給をふやすことをすべきです。
なぜならば、世界の視点人類全体から見れば、先進国から分捕っても不足状況は同じなので、今日接種できる人数は変わらないからです。
第一、目の前にある一つのワクチンを米国人 日本人 アフガニスタン人 誰が接種すべきがは 誰にも決められません。接種に関する国際条約が無いので、どこの裁判所でも裁定できないからです。
それなのに、WHOが「法的根拠のない情緒的な偽善で、世界の人々の感情を波立たせる」など論外だと 私は思います。
そして、変異株は子供にも感染するから、米国は12歳以下の子供にもワクチン接種を始めたのです。もし、自国の子供の分を他国に寄付した後で、一人の子供がコロナ変異株で死んでしまったら、民主主義国ならば次の選挙で叩かれます。だから、WHOの偽善には付き合える先進国はどこにもないのです。だから、先進国からワクチンを分捕ってくることは、誰にもできません。
とすれば、開発途上国の事たちにワクチンを早く届けたいと思うのならば、ワクチンの供給量を増やすにはどうすればよいかと考えた方が、まだ実現する可能性はあります。
一部の識者も言っていますが、今回のコロナウィルスと戦うワクチンだけは、開発者の利益を守る事よりも、特許を公開して作れる人は誰でもワクチンをつくれるようにした方がよいと思います。
では、それが誰にできるのか?
「特許を守って儲けよう!」というアメリカにはできません。
できるのは国連=WHOだけなのです。
ですから、WHOの為すべきことは「世界から集めた資金でワクチンの特許を買い取って、公開する」なのです。
マイナス40度で輸送するファイザーは、開発途上国向きではないので 冷蔵保存が出来る、モデルナでもアストラゼネカでも中国ワクチンでもロシアのワクチンでも、効き目のあるワクチンならば何でもよいのですから、WHOが「どれか一つか二つのワクチンの特許を買い取って、公開すれば」世界のワクチン製造会社がワクチンをつくれるようになり、世界の人達に、今よりは早く、ワクチンが届くようになります。
ですから、私は、WHOのテドロスさんは、不可能な偽善を口走って「自分が良い人だ」と自己満足して、実際に為すべき事をしない、世界の癌だと思えてきました。
今の私は、テドロスさんが再選されない事を心から祈っています。テドロスさんあなたが世界の人類に為にできる最良のことは、WHOの事務局長に再選されない事だと私は断言いたします。
ただ、テドロスさんは、再選されようとして「自分が良い人だ」と宣伝したくて、こんなことを言い出したのかな?とちょっと心配になりました。
そこで、今回のテドロスさんの発言は、「騙されたらいけない偽善だ」ということを、以後に付記します。
御用とお急ぎでない方は、最後まで読んでください。
(追伸)
全員にとって公平なワクチン分配などという事は、ない
確かに、ぼーっと聞いてれば理想を語っているように聞こえますが、「全員にとって公平なワクチン分配などという事は、ない」のですが、すぐ人は騙されます。
日本の例で「全員にとって公平なワクチン分配などという事は、ない」という事を説明します。
政府はファイザーワクチンを3千余りの市町村に900回分ずつ公平に分配しました。
この分配ですと、高齢者人口が1千人程度の村では90%の高齢者の分になりますが、高齢者人口が9万人のよくある都市では1%の分にしかなりません。
A村では90%届いたのに、B市では1%しか届かない。これって、公平でしょうか?
B市に1%が届くのならば、A村でも1%の10人分が届く方が公平のような気がします。
しかし、この他にも、現実的に考えなければならない要素はあります。
現実要素1 A村では、まだコロナ患者は発生していない。
現実要素2 A村では、コロナ医療の整備が出来ていない。
現実要素3 B市では、コロナ患者が常時発生している。
現実要素3 B市では、コロナ医療が整備されている。
これは「卵が先かヒヨコが先か」の議論に近いのですが、
A村からすれば「今はまたA村には、コロナ患者はいなくても、この村の医療体制は整っていないからコロナ患者の治療はできないので、コロナ患者の治療ができる都市住民よりもこの村の住民は先にワクチンを接種すべきだ」になります。
一方で B市からすれば 「とにかくコロナに感染する人数を減らすことが第一だ。我々のような都市で感染が広がるから、その感染が地方にも飛び火する事になるので、都市感染を抑えれば結果地方に飛び火せずに、全国の感染を縮小できるので、地方住民よりも我々都市住民が先にワクチンを接種すべきだ」になります。
現在の日本政府のワクチン分配方策は、「A村90%、B市1%分配」のようなので、地方からの苦情は出ていません。大阪の議員団が大阪にワクチン優先配布を求めましたが、マスコミ世論に却下されました。
多分「A村の高齢者の90%、B市の高齢者の1%に分配」という視点で報道されないで、「全市町村に1箱ずつ分配」という視点で報道されたために、B市からすれば極端に不公平な分配なのに、マスコミ世論は公平のような気がしてしまっているのでありましょう。
しかし、それでもA村の人と達の視点で視れば、今の分配方法は公平な分配です。
このように、全員にとって公平なワクチン分配などという事は、ないのです。
南太平洋の島国で、未だコロナ患者がいない国にワクチンをタダで届けたら感謝されるでしょうが、そのワクチン人達へのワクチン接種で未来のコロナ患者が減るという事はありません。
しかし、アメリカがワクチンを購入して、自国民に接種すれば、そのワクチン接種によって未来の感染が抑えられます。
また、アメリカがワクチンを買い閉めて、自国民に接種してコロナを収束させて経済を再始動させれば、アメリカの経済は持ち直します。
つまり、今の先進国がワクチンを買い閉める事によるワクチン接種では、力のある国は先にワクチン接種をして、その地域はコロナ安全地域にする。
そして、そして、ワクチンを手に入れられる人達が「もういらないよ」になったら、次に手に入れられる人達の所にいきます。そして、いつかは全員にわたるようになって、世界が順々にコロナ安全地帯になるという、流れです。
しかしですね、WHOさんがいうような「公平なワクチンの分配」などをしてしまって、アメリカ人の10%に接種すると同時にエチオピアにもインドにもアフガニスタンにも10%接種する、「アメリカ人に20%なら全世界に20%だ」なんてやっていたら、先進国の経済の再始動は2年遅れてしまいます。
というか、口だけWHOさんには誰も協力しないので、こんなことは現実にはおこりません。
変異株は子供にも感染します。自国の子供にワクチン接種せずに子供の分を他国に寄付してしまった、民主主義国ならば次の選挙で負けてしまいますので、こんな偽善には付き合える先進国は、どこにもありません。
ですから、WHOがワクチン不足に何かしたいと思うのならば、「先進国から分捕って開発途上国に分配したい」出来ない事を世界に公言して、開発途上国に「自分達は先進国のワクチン独占による被害者だ」という気分を植え付けて世界を感情的に分断させるのではなく、やればできるかもしれない事に挑戦すべきです。
今はワクチンが足りないから、世界に不協和音が広がっています。足りないから、手に入れられる人達の所に行くのです。これは、神の見えざる手に導かれた自然な流れです。
ですから、WHOには、ワクチンの供給をふやしてワクチン不足を緩和させることを目指して頂きたいと思います。
「世界から集めた資金で、どれか一つか二つのワクチンの特許を買い取って、公開する」
これならば、出来るかもしれません。
先進国のどこかの製薬会社か、或いはロシアならば、WHOにワクチンの特許を売る事に同意するかもしれません。
私は、WHOには出来るかもしれない事に挑戦して、世界人類の為に役立って欲しいと思います。