
帝王切開手術①〜前日から当日朝〜
■手術前日
前日も、日中は今まで通り過ぎていく。
昼間は手術に関してのさまざまな説明を受ける。
担当医師から手術の流れの説明、
麻酔科の先生から使用する麻酔の説明、
薬剤師さんから手術後の点滴、薬についてなど。
そして午後のスケジュールはいつもと違った。
16時 手術部位の除毛をしてもらう
シャワー
18時 手術前最後のご飯
※21時以降は食事NG
水分は650mlまではOK
21時 点滴スタート
夜はソワソワしてしまいなかなかゆっくり寝れなかった。
■手術当日の朝
手術日の朝はあわただしかった。あれよこれよとしていたら、
あっという間に手術時間になってしまったような印象だった。
6時半 起床。
検温、血圧測定、心拍モニターで赤ちゃんの心拍確認。
お手洗いに行く。
下着を外し、着替え。
パンツがわりの十字帯(ふんどし)、手術着に着替える。
朝便が出なかったので、浣腸をする。
以下、浣腸体験談(興味のある方だけどうぞ)
なにやら温かい液体がおしりに入れられる。すぐにトイレに行きたくなり、
ちょっと我慢して液体を染み渡らせてから、限界になったら便を一気に出す。
その後もしばらく便座に座り、便を出しきる。
下痢のような感じでとても気持ち悪かった。
浣腸後、再度心拍モニター装着。
8時半 夫が到着。面会室で面談をする。
「やだなぁ、怖いなぁ」と弱気な言葉を呟きつつ、心を落ち着かせる。
9時 夫に見送られながらストレッチャーに乗り、手術室へ向かう。
そして、いよいよ手術が始まった。
正直、赤ちゃんが産まれてくるという喜びよりも、
「これからお腹切られるのか」
「手術の後の痛みってどんな感じなのだろう」
という怖さと不安の方が勝っていた。
今思えば、「案ずるより、産むが易し」で、あまり考えすぎてもしょうがないのだけど、当事者からするとそう簡単にはいかない。
でも、結局はお医者さんや看護師さんに言われたことをやり、
あとは手術台に乗ってお任せするだけだ。
と、いうわけでバタバタとしていたら
あっという間に手術が始まった。続く。