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案ずるより、、
その日が来るまでは憂鬱で、「やっぱりやめようかな」と何度も思うのだけど、終わってみると「すごく楽しい日になったなぁ」と思うようなことが多々ある。
先週もそんな日だった。
私は現在産休中なのだが、職場で一般向けに毎年公開しているイベントがあり、子ども2人を連れて家族4人で行ってきたのだった。
しかし、職場に顔を出すのは数ヶ月ぶり。自分で「行こう」と決め、誰に強いられたわけでもないのに、憂鬱に思ってしまっていた。
お世話になった方に差し入れのお菓子を持って、いざ出陣!
会場は同僚の家族やこどもの参加も多くワイワイにぎわっていた。
久しぶりに上司や同僚に会うと、「無事生まれてよかった!元気そうで安心したよ!」と言ってくれたり、「かわいすぎ!ちょっと抱っこさせて!」と、こどもを抱っこしてくれたりした。
私も同僚たちのテンション高めの近況報告を聞けて、お腹がよじれるほど笑ってしまった。
イベント自体も盛況で、家族で参加して楽しませてもらって帰ってきた。
印象に残ったのは、上司に
「わざわざ挨拶に来てくれてありがとうね。とてもうれしかったよ。」
と言われたこと。
気づけば、心のどこかで「相手の時間を自分に割いてもらうなんて迷惑」と思うくせがついていた。だけど、そうじゃないんだな。
当たり前かもしれないけど、「会いたい」と思って会いに来てくれることをうれしいと思ってくれるんだな。
いつも「お忙しい中申し訳ありません」の気持ちだったのかもしれない。「私なんかに」。。。
なんて卑屈なやつなのだろう。
そんなに自分をさげすむ必要なんてないんだな、と思った。
会いたいから行く!
それでいいのかもしれない。
相手の事情を勝手に慮り、やっぱりやめよう、としなくてよかったなぁ。
行かなかったら、近くの公園で遊んでスーパーで買い物して、いつのまにか夜になって、いつもの1日だったよ。
とても楽しい日になった。
本当に行ってよかった。