31.初めてのショールーム見学 その4 〜パナソニック、サンワカンパニーの洗面所〜
4回に分けてびっくりするくらい引っ張っております。
ショールームの話。
水まわりの最後のショールーム巡り、洗面所。
洗面所はもう、私は最初から造作で考えてましたが、とりあえず標準でついてる洗面シリーズも見学しました。
夫・きんちゃんが洗面スペースに求める事は「頭を洗面台で洗う時ストレスがない事」でした。毎朝、寝癖とかを洗面スペースで洗うんですよね。
なので、夫・きんちゃんにとっては
である事が条件でした。
私は洗面スペースには「清潔感」が大事でした。
毎日ピカピカにこまめに掃除する習慣がないズボラーな私にとって
水垢やカビetc. 水まわりのヌルヌル汚れが1番ストレスだったので、
にしたいなーと思っていました。
標準でついてる洗面台は、結婚...というか一人暮らし始めた頃から見慣れてる感じの洗面台。洗面ボウルも深さがあるし、シャワーヘッドが伸びるし、コンセントが三面鏡の扉内に収納されてて、洗面下には観音扉の収納。
やっぱり機能面では収納たっぷりで優秀です。
ただ、やっぱりこういうザ・洗面台な感じは、ひとり暮らししてから賃貸で何回も使ってるので見飽きた感がありました。
一方でお洒落洗面台のシーライン(CーLine)はデザイン面がスタイリッシュ。
収納付きの鏡と洗面ボウルの下に収納棚。確かに見た目はお洒落です!
でも子ども2人、大人2人の使う共用洗面スペースとしてはかなりコンパクトすぎないか?と思いました。
モデルルームってタオル2、3枚がカゴに入ってて、植物が飾ってあってハンドソープとかスタイリッシュに置いてあるんですけど、
実生活ではまず、植物を洗面台に置いてたら子どもが高確率で倒すしあかんやん。
髭剃り、歯ブラシ、歯磨き、ドライヤー、化粧品、ブラシ、コンタクトもメガネも置くし、ティッシュもいるし、ドライヤーも使うやん。日焼けや虫除けスプレーやら冬場は保湿剤もいるし...
そういう目線で見ると全然参考にならないんですよね。(そういう目線で置いてないんだろうけど ^ ^;)
なので、お洒落洗面台とたくさん収納出来て大人二人が並んでもストレスがない三面鏡で見積もりを取ってもらいました。
うーん。三面鏡はコンセントもライトも付いてて機能的だけど、上下のプラスチック感が洗練されてなくて、なんか微妙やな...
洗面台の素材や使い勝手も、これじゃないと!という気持ちにはなりませんでした。
子どもが小さい頃は洗面ボウルに手が届かなくて踏み台も必要だし、ゴミ箱も置きたい。コンパクトな洗面所ではないので、そういった色々をどこに収納するんか?と考えるとこの洗面台も我が家にはしっくりきませんでした。
リアルなお家を見ないと分からないことって沢山ありますよね。
機能面では、洗面下に収納がある標準タイプの洗面スペースが下に引き出しや扉が付いているので実用的ですよね。
ただ、私は長年賃貸でこの観音扉の収納タイプと向き合ってきましたが、結構腰をかがめての収納は出し入れがめんどくさいし、配管が邪魔でなかなか収納が難しいなーと思って過ごしてきました。
日常で使う物の出し入れは、なんやかんや立って手が届く範囲の収納が一番快適なので、洗面下部分は収納にしなくても別の収納棚を使うことにして、洗面台の下はゴミ箱や踏み台を置くスペースがいいかも...と思いました。
私の実家は三面鏡で扉部分が収納になってたので、そういう収納タイプだったら出し入れも楽。朝の支度が洗面所1ヶ所になるので、そこまで広くなくても大人2人が並んでストレスがない幅の鏡も必要だと感じました。
結局パナの標準仕様、デザイン系のシーライン、両方みたけどやっぱり造作で!という結論に至りました。使い勝手も勿論そうなんですけど、やっぱりせっかくの注文住宅。洗面スペースは造作でお気に入り空間に仕上げたい!という思いが一番でしたね。
パナのショールームを見学した後に営業の鶴亀さんがめちゃくちゃニコニコしながら「奥さん、絶対ここ好きですよ!(^ ^)」と紹介してくださったのが、同じグランフロント内にある「サンワカンパニー」です。
私も家づくりするまで知らなかったのですが、水回りやドア、エクステリアetc. サンワカンパニーなくして映え空間は作れんでしょー!と言わんばかりに国内や海外のおしゃれな商品がずらりと並んでて、洗面ボウル・水栓だけで何十種類もの展示があります。
パナさんには申し訳ないですが、このショールーム見学がこの日最高潮のアドレナリンが爆発してたと思います。
ショールーム見学が終わって、改めて自分がお洒落だなーと思って集めた洗面所のイメージシートを見直しました。
色んなイメージを集めてて、モルタル調にした洗面台は、かっこいいけど水のシミが気になりそうで、「清潔感」を求める私のイメージとは何か違う...
木も温かみがあって素敵なんだけど、本物の木だと水まわりは湿気でカビが生えたりしそうだし、こちらもシミが気になりそう。洗面ボウルと木の素材がホコリ溜まりそうetc. 見栄えお手入れ面も気になりました。
コーディネーター・メイちゃんにもお手入れ面・見た目で気になるポイントを相談。洗面台と洗面ボウルが一体になった木目調のメラミンカウンターを提案してもらいました。
さすがコーディネーターさんですね!
洗面台や水栓も要望に近いかなーって候補を写真やイラストでリストアップしてくださったのでとてもわかりやすくて、ワクワクしました。
色んな造作洗面台の選択肢がある中で、最終的に我が家がお迎えしたのは
サンワカンパニーで見た「カナルグランデ」という洗面ボウルです。
これは夫・きんちゃんがファーストインプレッションでチョイスした洗面ボウルでした。
洗面ボウル…沢山種類はあっても、意外と顔を突っ込んで洗えるほどの幅広の洗面ボウルってなっかなか無いんですよね。
私も形はスクエアなんだけど、洗面部分はツルッと丸い形状のボウルがシンプルで綺麗だな〜と思いました。
そして洗面台全てが陶器だったら、素材の接合部分でホコリが溜まったり、水シミが気にならん!デザイン面だけでなく機能面でもお掃除しやすそう…そう思ったら洗面ボウルオンリーで配管丸見えな感じが、自分たちの求める洗面所にしっくりきました。
この洗面ボウルをベースに、水栓・三面鏡をサンワカンパニーさんで揃えました。
カナルグランデはイタリアのデザイナーさんが作られた「大きな運河」という意味だそうです。イタリア・ヴェネツィアの運河ですね。素敵なネーミング!(行ったこと無いけど!)
調べたらイタリアのhatria(ハトリア)社のものだったので、イタリアのお手頃ホテルみたいにシンプルな洗面スペースにしたいな〜と思いました。
タオルバーも、確かイタリアデザインだったような...
ボウルの丸いシェイプと優しいラインが合うなーと思って、ひと目見て「コレ!」と思いました。
水栓の方はボウルに水栓用の穴が一つしかなかったので、こちらも選択肢は限られてました。ホースで伸びてかつ、お湯が出る混合水栓。
ルビアシャワーという引出式混合水栓 にしました。
そんな感じで完成した洗面スペースがこちらです。どやー!
色んな選択肢の中で自分で選んで組み合わせたからですかね。
水まわりで一番気に入ってるのがここかもしれない、というほど私はこの洗面所が大っっっ好きです。
ちなみに洗面・お洗濯関係のストックはどこ?というと、この洗面の後ろに稼働棚を設けました。
我が家の場合はここにたっぷり収納できるので、三面鏡の収納もまだ収納にゆとりがありました。
営業の鶴亀さんは家づくりの際に「インスタの写真は参考になるけど、真似するんじゃなくてどこにも載って無い空間を作るのが楽しいよね!」とおっしゃってましたが、同感。
限られた予算ではあるけど、自分たちがいいな!と思ったもので空間を作るのは本当に楽しかったです。
この空間は全体的にシルバーと白で揃えました!
もともと、ハンガーや洗濯カゴを白とシルバーで揃えていたので、全部同じ色でまとめたらスッキリした印象になりました。真鍮とかブラックの金物も流行っていますが、洗面スペースは何やかんやシルバーがツルッと清潔感ある気がします。
使い終わったバスタオルはどうしよう。という事で天井にハンガーパイプもつけてもらいました。使い終わった後のバスタオルはここにかけています。
「天井に吊す系」は照明の位置も変わってくるし、重さによっては下地が必要な事もあるので、家づくり時に相談した方がベストですよ。
タイルや壁紙、照明も語り出すと長くなるのでまた別の機会に...。
あっという間にお家も2年目。もう1年以上前のことになるのに、よーこんなに書くことあるわって自分で書いてて感心します。笑
次回もお楽しみに!
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