【山形県】銀山温泉、女2人旅 ~1日目~
銀山温泉、ときくと雪がしんしんと降る大正レトロなあの温泉街を思い浮かべるひとが多いのではなかろうか?
今回はそんな銀山温泉を拠点とした11月末の山形観光の記録である。
山形へ観光に行こうと思っている人にはぜひ読んでほしい。
1日目
出発!
今回の観光では、銀山温泉の昭和館に泊まることにした。
銀山温泉の宿はだいたいどこも2万以上が相場であるが、ここは1泊2食付きで14300円と安かった。ネットを見る限り、アメニティもそろっているし露天風呂もあり、食事もおいしそう。かなりお得だった。
東京から3時間半、大石田駅には銀山温泉の各旅館への送迎バスがたくさん停車していた。
昭和館へのバスは15:45発で、大石田駅に新幹線がついたのが15:15。
うーん、この30分、微妙だなあ、、、
近くにおいしい団子屋があるらしいが、そこも徒歩15分ほどかかる。
結局駅の向かい側に見えたケーキ屋さんでケーキを食べながらだべっていたのだが、ここのケーキがとてもおいしかった
バスが来た頃には、曇りの天気もありすでに日は沈みかかっていた。
やはり北に行くと日は短くなる。北に移り住んだ九州の友達がうつ気味になるのも少しわかる気がした。
到着!写真通りの街並み
到着すると、あの写真でよく見る風景が広がっていた。
雪は降っていないが、どこの宿も満員御礼、よくにぎわっている。
ガス灯がともり始め、あたりをほんのりと照らしている。
宿だけでなく飲み屋やお土産屋もところどころあり、そちらも大盛況。
さらにこの時期は、川で千年回廊というプロジェクションマッピングが行われていた。
昭和館ではご主人がにこやかに迎えてくれ、近くの飲み屋やお土産のスポットを教えてくれた。少し雨がぱらついていたが、街並みを楽しまないともったいないと思い、貸し出しの傘をさして温泉街を散策することにした。
能登屋の存在感。
こちらは壁の装飾が美しい古山閣。
温泉街を抜けた先、徒歩5分ぐらいで滝があるというのでいってみた。
ちろちろしたものを想像していたが、落差22mのしっかりした滝である。
冬は凍ったりするのだろうか。
足元は濡れていて注意が必要だが、かなり近くまで寄れるし、対岸に渡って高い場所から写真を撮ることもできる。
こちらもライトアップされていてきれい。
コメ、うまい
夕飯は18時からだったので旅館に戻ったら夕食。
山形の郷土料理である芋煮は出汁がよくしみていておいしい。
しょうゆベースで味噌もないから一番スタンダードなタイプかな。
そして驚いたのが米の美味さ!旅館で出たのは雪若丸という品種だったのだけど、米の粒が立っていて、一粒一粒が味をしっかり主張している。
普段はあまり米を食べないけど、この日は友人と競って2杯ずつ食べた。
懐石料理だったのに、席に着いてからわずか40分で二人とも食べ終わってしまうという事態。周りを見渡すと談笑しながら食べている人ばかり、、、
宿のご主人が、「わたし、食べるのが早い女性のほうが好きですよ!」とにこやかにフォローを入れてくれた。
お風呂を済ませたらなんとなくおなかに余裕が出てきた気がして、散策中に見つけた飲み屋に行くことにした。
夜の街の雰囲気もとても良い。
飲み屋でもやはり米がうまい。ここでは「つや姫」という品種が使われているらしい。二人ともさっき夕食を食べたばかりなのに、またしっかり食べてしまった。おなかを満たすだけ満たして、1日目は終わってしまった。
つや姫ご飯セット。二人とも1セットずつしっかり頼む。こちらも雪若丸に引けを取らず美味かった。