【ネタバレ注意】「流星の音色」あらすじ・感想
流星の音色 御園座公演
8/25 マチネ
S席一階中央席
1幕
初めは、海の星の王位継承シーンから。【海の星賛歌組曲】サルム役の内海さんや、フォンス、アムニスらをはじめとするリーパの友人たち、その他王国の方々が集まり、新たな王の誕生に心を躍らせ宴を開いている。そこに、階段上からリーパ登場。後ろから光に照らされて、姿がシルエットに見えたときは、すっごくオーラがあって、まさに0番に立つに相応しい、輝かしさに圧倒された。階段下に降りて、他の出演者の方々と肩を並べると、頭ひとつ分抜けていて背が高い(これぞSixTONESマジック)そこから、王を継承するに当たって大切なことを3つ、サルムから問われ、まだ初々しいリーパは、2つの質問には如何にも若き王子らしい返答をした後、最後の質問である「王になるには,お前の中に残る弱さと迷う心を捨てる必要がある.その覚悟はあるか」には、はっきり答えられず、友人たちが「まだリーパは若いから、惑わされるものを知らない」とフォローし、サルム「良い友人を持ったな、王になっても支えてやってくれ」と言って、この場が終わる。友人たちとリーパが舞台に残り、おしゃべり。友人「こうなる(王位継承)の前に女の子と遊んでおくべきだったんだよ」リーパ「お前たちと違って、俺はそういうのに興味はない」などと話しながらも、王位継承の不安を零す。リーパ「迷うことは悪いことではないのでは」友人「偉人たちは迷い悩んでばかりだつた」などと話す。リーパは1人になりたいと言い、舞台上で【騒めきと予感】を歌う。この曲のメロディが舞台中何回か使われている。メロディアスで、若いリーパがまだ自分の立場を受け入れきれない不安な心が表れた曲。
★「騒めきと予感」
王座につくことは宿命だと知ってる
それでもその時が近付くと騒つく
弱さを無くして迷う心捨て
そんな僕がこの先に何を見る
まだ知らない世界がある
不確かでも予感がする
それはきっと ほら
脆くて儚く
消しされないもの
出会える気がしてる
所変わり、山の星。シルウァが恋愛小説を読みながら、恋というものに憧れ、うきうきする様子を表した曲【恋におちたら】。シルウァの汚れのない,弾けるような笑顔がかわいい、「お願い、お願い、お願い…!」が祈りのポーズをしながら願っていてかわいい、「あなたの世界その端っこに~」の部分で🤏と目元でしていてかわいかった。「そんな素敵な物語が似合う~」からは、先ほどまでとは打って変わって自信のない様子。乳母のカウムとまだ知らない恋について、どんなものかしら?とわくわく話していると、母フローラーリアが表れ、「あなたの演奏(竪琴)は音色が固くて、聞いている人々を緊張させてしまう」や「花のように力強く演奏をしなさい」、「幸せのためには、夢のような甘い恋に憧れないこと」などと、シルウァに言う。その間、シルウァは「はい、お母様」としか返事をしない。【美わし命】新妻さんの歌声は圧巻。特に高温がすごく豊かに響いていて、今まで聞いてきた女性の歌のなかで1番の歌唱力。その後、シルウァは再びカウムと2人きりになるが、自分が歌で星の平和を守る使命を全うすることができるのか不安になり、大好きな恋愛小説でさえ、「そんな気分じゃないの」と言う。しかし、カウムが「私1人で楽しみましょ♪キュンキュン♡」というと、我慢できず、私にも見せて!と言う。カウムと本を巡り追いかけっこをしていると、シルウァ「恋をしてみたいの!」を合図に、天井の布が垂れ、蛍のような光が舞台上に表れ、海の星と声がつながるようになる。
【溢れ出す夢】リーパ階段上、シルウァ階段下。目線が合わないようにやり取り。リーパの歌が、山の星まで届く。シルウァは耳を澄ませ、リーパの声に聴き入る。リーパの歌声に合わせ、シルウァが竪琴を弾く。リーパは突然聞こえてきた竪琴の音色に驚き、歌うのをやめてしまう。しかし、シルウァ「やめないで!」と言うことで、歌を再開。【願いごと】リーパの歌声に合わせ、シルウァが竪琴を弾き、歌を歌う。このシーンの光の演出がとても綺麗で,本当に星空の中にいるようだった.リーパ「僕の名前は…」シルウァ「言わないで!竪琴の先生があなたに見えてしまうといけないから」リーパ「よく分からないけど…君の名前も聞かない方がいいんだよね?」シルウァ「ええ、だってその声で呼ぶでしょう?」リーパ「そうか、分かった。君が嫌がるならしない。名前なんて他の人と区別するために呼ぶものなんだから、僕は君のように美しく竪琴を弾く人を他に知らないから、ちゃんと覚えていられる。」シルウァ「私の竪琴をそんな風に誉めてくれるなんて初めて。お母様には、あなたの竪琴は聞いている人を緊張させてしまう、と言われているから」リーパ「そんなこと…!僕は、そんな風には思わなかったし」シルウァ「ありがとう」「それと…もう一つ、ありがとう」リーパ「何が?」シルウァ「私を見つけてくれて」リーパ「君はどこにいるの?」シルウァ「私は、山の星の王宮よ。あなたは?近くにいるの?」リーパ(そんな遠くに…?と怪訝そうな顔をしながら)「…うん。頑張れば会えると思うよ。」シルウァ「今から会えない?」リーパ「ごめん、今は会えない。」「明日も、話せるかな?」シルウァ「ええ、また明日」リーパ「また明日」
次の日。友人たちと宿題?をしているリーパ。すると突然、リーパ「分からなーーーい!!」(かわいい)と叫び、友人たちびっくり。友人「そんなに難しい問題なのか?」どうやら、リーパは昨日のシルウァとの会話に悩んでいる様子。友人たちは、リーパの悩みの種が女の子だと知り、茶化し出す。【それは恋さ】まだ恋を知らないリーパは、これが恋というのかは分からないけど…と言いながらも、次第に恋心を自覚していく。友人たちにそそのかされ、シルウァに「聞こえてる?聞こえてる?」と呼びかける。その様子を友人たちが影から見ており、リーパの真似をして揶揄う。すると、天井から昨夜と同じように光が降り注ぎ、友人たちを追い払い、シルウァに話しかける。リーパ階段下,シルウァ階段上.シルウァ「今日は会える?」リーパ「今日も会うことは難しい」などと話していると,シルウァが母親に呼ばれ立ち去ってしまう.思ったよりもすぐに立ち去ってしまうシルウァに残念そうなリーパ.もしかしたら会えると言っておきながら会えないことに嫌いになってしまったのかも…と不安になる.【もう一つの誕生日】
シルウァはいつもの恋愛小説を読みながら,これは当てはまる!これはちょっと違う!と自分の状況と照らし合わせている.【その声を】そこにカウムが現れ,姫様が恋をしたことを知る.竪琴の稽古に行く時間になり,忘れた竪琴を撮りに戻ったあと,シルウァ「行ってくるぅ~~~!頑張れるぅ~~~!!!」と言いながら舞台をはける(ここは毎公演アドリブだったらしい).そこへ,何の騒ぎかとフローラーリアが現れ,カウムがシルウァが誰かに恋心を抱いていることをバラしてしまう.すぐにシルウァを呼び戻し,お母様の言いつけを守っているかと問いただす.シルウァは竪琴の練習により一層精進していることを言い,「花のように力強く」と言っていた意味を「咲いたら儚く散ってしまうけれど懸命に力一杯咲こうとしている様子」だと理解したことを伝える.【美わし命rep1】母フローラーリアが歌っていた曲を今度はシルウァが歌う。母の力強く美しい声とはまた違う,温かな優しい歌い方だった.しかし,フローラーリアは,娘が会った事もない声の主に恋をしている事を知り,しばらく先生のもとへ行かせ,王宮には帰らせないようにしてしまう.【少女の恋の果て】フローラーリアは娘の幸せのため,と自分の過去も思い出しながら歌う.
海の星では,剣術の練習に励んでいる様子.リーパとアムニスの殺陣が見どころ.リーパは恋をしてから,より強くなっていると言われる.そこにフォンスが現れ,山の星に行く手がかりが書庫の本の中に見つかったことを話し,リーパと友人たちが集まる,本には,七夕の日のほんの数時間の間だけ,海の星と山の星を繋ぐ虹の橋が架かり,その間に行き来をしないと1年間戻ってこれないこと,もし雨が降ってしまったら橋の上にいる人間の身体は溶けてしまうことが書かれていた.実際に橋を渡った人は聞いたことがないから信憑性が分からないが,友人たちはこんな危険を冒してまで橋を渡る人なんていないだろうと言う,しかし,リーパは本気で橋を渡ることを決意する.リーパ「晴れればいいんだろ」そこへサルムが現れ,リートゥスが頭を下げるタイミングで本を誤って飛ばしてしまう.サルム「書庫の本だな」と言い,本をこちらへ渡すように命じ,なぜ本を持っているのか問いただす.リーパは,山の星の女の子に恋をし,橋を渡り会いに行きたいと言う.しかし,サルムは,「王になるには弱さと迷う心を捨てる必要がある.」という理由として,我々王族には龍の血が流れていることを話し,龍の血が目覚めたとき人を想う気持ちが消え去ってしまうことを話す.(そのため母親はいない)【王者の血】周りが皆,オペラ座の怪人のつけている仮面のようなものを被り,リーパの龍の血が目覚め始める.リーパが持ち上げられ,後ろに倒れ込んでいくところの一挙一動が綺麗で見とれた.サルムはリーパを閉じ込め,リーパは自身に龍の血が目覚め始めていることに苦しみもがきながら「助…けて…!」と言い,1幕を閉じる.
幕間30分
2幕
幕が開け,舞台上に黒い鳥籠のような檻に入れられたリーパが横たわっている.半身にハウルの鳥のような黒い羽が生えており,どうやら1幕終わりから2週間ほど眠っていたよう.リーパは,山の星の女の子のことは覚えているが,国の平和を守る使命の方がずっと大切だと言う.【歪み】1幕のリーパの声と比べて1オクターブほど低い声で演じており,超厨二病展開なので京本さん好きそう…これぞ京本大我真骨頂という感じだった.美しいものには闇や苦悩を背負わせたくなる,というファンの求めるものがよく分かっているな…とおいしい展開.
王の継承式が行われる.【誓い 愛する星よrep1】王座に足を組み,頬杖をついているリーパ.衣装も白地の王子様から打って変わり,赤と黒の衣装になる.話し方も俺様口調で,人を寄せ付けないオーラを放っている.時折ニヤッと片方の口角を上げたり,舌でぺろっとしたりと,ファン的には(京本様…!)と平伏しそうになる,THE京本担が好きな京本大我だった.サルムから杖を渡され,1幕の不安げな様子を一切感じさせないような堂々とした態度で受け取った.友人たちに祝福されるも「よかったな!リー…王様.」などとなってしまうように,以前のリーパに話しかけるように気さくな対応はできず,何か様子が違うことを感じ取る.そこに山の星の歌声が響き渡り,【誓い 愛する星よrep2】を歌っていたはずが,気付いたらあの子に会いたいと歌ってしまうリーパ.この時の険しい表情,低い歌声から柔らかな表情高めの歌声に変わっていく演技が良かった.継承式は一旦中止となり,お開きとなる。
サルムとリーパが二人になり,さっきのはどういうことだとリーパに問いただす.リーパは,龍の血とシルウァへの恋心の間に揺れ動き,二つの人格が交互に現れながらもがく.この二つの人格の間で揺れ動く演技が個人的にすごく好き.最終的に,龍の血よりも強い心があると言い,シルウァへの恋心を取り戻す.
山の星では,シルウァが王宮へ帰ってくる.シルウァは2週間の間にリーパの歌声が聞こえなかったか,と侍女たちに尋ねるが,皆首を降る.悲しみに打ちひしがれるシルウァのもとに,フローラーリアは,父親と出会う前に自分も同じような経験をしたことを語る.声だけでやり取りし合っていた相手が,ある日突然声が聞こえなり,悲しみの底に沈んだ経験から,シルウァにはこんな経験をしてほしくないと「幸せのためには、夢のような甘い恋に憧れないこと」と言い聞かせてきたのだった.【Never Again】
海の星では,リーパの様子がおかしいことに動揺する友人たちが話している.王になるということはこういうことなのかもしれない,と今のリーパを受け入れようと歌う.【新たな時代へ】
シルウァへの恋心を取り戻したリーパは山の星に語りかける.シルウァに,龍の血が目覚め人を想う心をしばらく失っていたこと,自分が海の星にいること,橋を渡る方法,雨が降ったら悪いことが起こってしまうことを打ち明ける.シルウァもリーパも晴れることを祈り,橋を渡り会いにいくことを約束する.恋の力で怖いもの知らずな二人に心を動かされた.【The Destiny of Me】1幕では,階段上下に分かれていたが,このシーンでは,両者が階段下におり,徐々に背中合わせに近づいていき,最終的に背中合わせの状態で歌う.「手を前に差し出して」とリーパが言い,互いを思いあうシーンは,実際は物理的距離も近くにいるもののちゃんと設定上距離が離れていることも分かり,それでいて精神的には二人の距離がどんどん縮まっていることが分かった.【褪せない想い】
7月7日。海の星,山の星ではリーパ,シルウァの不在に人々が駆け回っている.【Find Out】海の星の友人たちもきっとリーパは橋を渡るはずだと考え,リーパを手助けしようと試みる(ただし,フォンスを除いて).一方、山の星でもシルウァは海の星の王子に会いにいくのではと,追手を虹の谷に向かわせる.
海の星では,リーパが追手から身を隠している.そこへフォンスが現れ,一見リーパの味方をしたように見えたが,リーパの居場所をサルムに伝える.フォンスはリーパのことを一番に考えており,危険なことをしようとしているリーパを黙って行かせる訳にはいかないと思っていたのだった.リーパは,フォンスに感謝の気持ちを伝えた上で,サルムにシルウァに会いたい気持ちが一種の気の迷いではなく本気であることを伝え,サルムはリーパを虹の谷へ行かせる.
山の星では,カウムがシルウァを見つけ,止めようとするが,シルウァの本気の様子を見て,行かせる決心をする.今までずっと姫様を見守ってきたカウムが,成長したシルウァを見て,どうか無事でありますようにと願う曲.【Wish for…】その後,フローラーリアに見つかり,シルウァは,昔フローラーリアが恋した相手は,当時の海の星の王子で,リーパの父親であることを話す.つまり,フローラーリアのことを忘れてしまったのは龍の血のせいであることを伝える.フローラーリアは,いつか自分を忘れてしまうような相手に危険を冒してまで会いにいくのか,と問い,シルウァは今を逃すと1年も会えない,会いにいきたいと伝える.我が子の強い意志に負け,シルウァを送り出すことに決める,親が成長した子を送り出す曲.【この身すべてで】
我が子を見送った後,フローラーリア一人が舞台上に残される.そこへ,光が舞い降り,海の星のサルムと繋がる.サルムは,龍の血が目覚め人を想う心を忘れてしまっていたが,心のどこかでフローラーリアのことを覚えていたのだった.自分たちの子が危険を冒してまで会おうとしていることについて,自分たちにはできなかったことをやり遂げようとしている子どもたちは強いと言い合う.(私の見解では,親の世代では叶わなかった,今のリーパとシルウァが花のように力強く儚いという伏線であったと考える.)【美わし命rep2】
一度幕が閉じ、【願いごと】のフレーズが流れながら,天の川のように光が舞う.このときの音楽,光の演出が本当に綺麗で,本当に星空の中にいるようだった.それぞれの虹の橋のたもとまで来たリーパとシルウァ.舞台上では,下から噴水のように水が出ている.互いに橋を渡ることが怖いと言いながらも,どうしても相手に会いたいという一心で橋を渡ろうとする.しかし,不運なことに雨が降り始めてしまう.(舞台上でも上からも水が降り注ぐ)それでも勇気を振り絞り,橋を渡るリーパとシルウァ.舞台中央に一歩づつ,ゆっくりと近寄っていく二人.音楽もなく,水の音だけが響き渡る中,二人がお互いを見つめながら近づいていく様子に,見ているこちらまでドキドキしてしまった.二人は,橋の真ん中で出会い,やっと会えた喜びに感激する。この時にきてやっと,互いの名前を知る.互いに手を差し出し手のひらを合わせる.このときの手の大きさの違い(京本さんの手が一回り大きかった)に男を感じてしまった.【星と星が出逢う夜】曲中で,リーパから優しく抱きしめながらの『愛してる』(イケボ)その一瞬,音楽が止まるので,客席一同息を呑んだ.普段のリーパの初心な声から,急な低めの優しい声でのセリフに心臓が鷲掴みだった.歌う中で,段々憔悴していくシルウァ.リーパが抱き支えるが,立っているのもやっとな様子.最後の力を振り絞り,「出逢えてよかった」と歌い合う.曲の最後に水量が増し,一瞬二人の姿が見えなくなる.水量が落ち着いて,姿が見えた頃には,リーパだけが残され,その手にはシルウァが残したピンクの布だけが握りしめられている.
舞台上には,シルウァ以外のキャストが集まり,曲を歌う.【星明かり】リーパ,シルウァを想いながらの歌唱.噴水に手を伸ばしながら,悲劇の表情.この表情も,京本担の好きな京本大我だと思う.このシーンの解釈として,雨の中橋の上に立つ「人間」が溶けてしまうので,「人間」であるシルウァは溶けていなくなり,「龍の血」を持つリーパだけが生き残ったというものを見かけて,なるほどと思った.噴水に手を伸ばし,自分だけが溶けない現実を再確認し,いっそ自分のことも連れ去ってくれとも言わんばかりの表情だった.口パクで,「シルウァ…」と呟いていたように見えた.
カーテンコール
幕が一度閉じた後,下手から京本大我登場(ここでスタオベ),中央で三方礼したのち,舞台側を向いて手を広げ,幕が開く.キャスト全員でお辞儀された後,後方のオーケストラに向かってガッツポーズ(一階のオケにもしてた).正面向き直って終幕.カテコは全体の一回のみ,挨拶なし.
・全体感想
ジャニーズの舞台ということで,光や水の演出が綺麗で,どこか現実離れしたような空間に連れて行ってくれた.キャスト全員の歌唱力が高く,聞き応えがあった.京本さん作詞作曲の曲は,耳に残り,舞台が終わった後も耳から離れなくなる中毒性がある.京本さんが,この舞台のコメントで,「この作品には悪人がいない」と言っていたように,登場人物皆が穢れのない美しい人たちで心が洗われた.コロナ禍の舞台ということで,いつ何時中止になってもおかしくはない状況で,こうして観劇できたことに本当に感謝しかない.どうか最後まで無事に走り抜けることができるよう祈るばかり.また,見ることができなかった方,中止になってしまった方のためにも,再演,DVD化が叶ったら良いなと思う.また,京本さんの舞台音楽処女作ということで,ぜひ音源化をして,これからも「流星の音色」の世界に浸りたい思いである.