我々が日常を生きることと、非日常を生きるキャラを演じることの幸せ
ダブルクロス3rdのnote増えて(希望ではなく命令)。
ななしぃです。
今回も今回とて、ダブルクロスそのものではなく、そこからちょっと派生した話をしようかと思います。
【人間は皆、持っていないものが欲しい。】
今回、この記事を書くに当たって、こんなlifehackerの記事を読んできました。
これによると、人間は「欲しい物を手に入れることを考えただけでフル回転を始め、脳をドーパミンで満たす」そうです。
これがどうダブルクロス、もといTRPGに関係するのでしょうか?
ちょっとだけ自分で答えを予測してみてください。
できましたか?
では、私なりの答えを。
端的に言えば、非日常を欲している我々は、それをTRPGにおいてロールプレイを通じ間接的に得ることで、幸せになれるというわけです。
貴方の予測とはあっていたでしょうか?違ったでしょうか?
TRPG、それだけでなく、フィクションの世界は全て、私達が日常を過ごしているだけでは手に入らない非日常に溢れています。
無論、ノンフィクションの世界とほぼほぼ変わりないような日常を過ごすフィクションもありますが…
それでもフィクション特有の、フィクションでなければ得られない日常だってあります。
だから我々は学園アニメにノスタルジーを感じたり、異世界を舞台とした作品に好奇心をくすぐられたりしながら、作品の主人公や第三者(カメラ及び視界)の視点から作品に没頭するのです。
その時脳は、「何かを買うことを考えただけなのに、実際にそれ(注: 欲しいもの)を購入したのとほぼ同じ状態」=幸福になる。
しかしフィクションの非日常“そのもの”は、決して手に入らない。
つまり、我々はTRPGを通して非日常を体験しながら、それそのものが手に入らないという幸福を得ているのではないでしょうか。
その非日常が手に入らない幸せを謳歌するためには―――ダブルクロス、もとい、あらゆるTRPGを楽しむ為には―――
「当たり前を大事にする」ことが大切なのではないでしょうか。
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