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私の備忘録 #9 「熟年離婚 金の切れ目が縁の切れ目?」

熟年離婚 件数高止まり
老後の長期化で「リセット」
同居20年以上の割合 最高

2022年に離婚した夫婦のうち、同居期間が20年以上だった「熟年離婚」の割合が23.5%に上り、統計のある1947年以降で過去最高になった。離婚件数自体は減少傾向にある一方で、熟年離婚の件数は高止まりしている。高齢化により「夫婦の老後」が長くなったことで、人生を再設計するケースが増えていることが背景にあると専門家はみている。

NPO法人・日本家族問題相談連盟理事長で離婚カウンセラーの岡野あつこさんは「戦後、平均寿命は大きく延びたため、子どもが独立すると定年後に夫婦で過ごす時間が長くなり、性格の不一致などから一緒にいることに耐えられず、新しい人生を歩みたいと夫婦関係をリセットしようとするケースが目立つ」と話す。(編集委員・森下香枝)

朝日新聞2024年8月13日(火)1面より

最も多いのは同居期間5年未満の離婚で、全体の3割超だった。
同日3面の記事では、「『役職定年』危機」というタイトルで、役職を降りた後、働き続ける夫の減収が離婚の引き金になるケースを2件、紹介している。

いずれも「金の切れ目が縁の切れ目」と言えるのだろうか。
ただ、記事を読むとそればかりではないように思う。
お金の問題はきっかけにすぎない。

根底には、価値観や考え方の違いの溝が、長い共同生活の中で深まり、関係の修復ができなくなってしまったことが大元にあるのだろうと推測する。
ただ、忘れてはいけないことは、夫婦間においてどちらかが一方的に100%悪いということはないということ。
これはどんな人間関係でもいえると思う。

お互いに完璧ではない人間同士。
いつでもおもいやりに溢れていることは無理としても、時に譲り合って、許し合っていきていくよりほかないと私は思う。

かくいう私も主婦からの離婚の経験者です。
初めての有料記事ですが、「主婦で離婚を考えている女性だけに読んでほしい」という投稿をしました。
経験談を踏まえて書いています。
よかったら、読んでみてください。


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