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業法❶ 宅建業の意味⑴
【宅建業の意味】これを知らずにスタートは無理!
「不動産業って、家を売ったり貸したりする仕事でしょ?」
……もちろん正解! でも、宅建業法を学ぶなら、もっと正確な定義を押さえておきましょう。
宅建業とは 「宅地」または「建物」の「取引」を「業」として行うこと をいいます。
この3つがそろったとき、 宅建業の免許が必要!
逆に、1つでも当てはまらなければ免許は不要です。
これから「宅地」「建物」「取引」「業」の4つを、わかりやすく解説します!
① 宅建業法ってなに?
そもそも、普通の売買契約では、当事者が自由に条件を決められます。でも、不動産って高額だし、素人には価値の判断が難しいですよね?
「この物件、めっちゃいいですよ!」と言われても、実は欠陥だらけだったら……。
そこで、不動産取引のルールを決め、悪徳業者から消費者を守るために 「宅地建物取引業法(宅建業法)」 があるのです!
② 宅建業の3つの要素とは?
宅建業の免許が必要なのは、 「宅地・建物」×「取引」×「業」 の3つがそろったとき。
では、それぞれの意味を見ていきましょう!
③ 「宅地」ってどんな土地?
宅建業法でいう 宅地 には、次の3つが含まれます。
★ 宅地の3パターン
1. 今、建物が建っている土地
→ これはイメージしやすいですね。
2. 建物を建てる目的で売買される土地
→ たとえば、山林として登記されていても「ここに家を建てる予定!」なら宅地扱い。
3. 用途地域内の土地
→ 「用途地域」とは、ここは住宅地・商業地などを決めるエリアのこと。
→ 住宅地として決められたエリアなら、今は何も建っていなくても宅地になります。
★ 用途地域内でも宅地にならないもの
用途地域内の土地であっても、現在 「公園・広場・道路・水路・河川」 であるものは 宅地に該当しません!
これを ゴロ合わせ で覚えよう!
「コーヒーどうすか?」
(公園・広場・道路・水路・河川)
この5つは宅地ではないと、しっかり押さえておきましょう!
★ 宅地に当てはまらない例
「ただの山を買って、そのまま山として使う」 → これは宅地じゃない!
④ 「建物」って何を指す?
宅建業法では、屋根・柱・壁があるもの=建物!
倉庫やマンションの一室も建物として扱います。
さらに、ちょっと意外ですが リゾートクラブの会員権 も建物扱いになります。
⑤ 「取引」って何を指す?
宅建業法でいう「取引」は 不動産の売買・交換・貸借の契約をまとめること!
ただし、 「自分で貸すだけ」は取引に含まれません。
★ 取引に当たらない例
• 大家さんがアパートを貸す → 自ら貸借なのでOK!
• 会社が自社ビルを貸し出す → これもOK!
⑥ 「業」ってどんな仕事?
宅建業法でいう「業」とは、 不特定多数に、反復継続して取引を行うこと!
★ 「業」にあたるかどうかの判断基準
• 不特定多数の人を相手にしているか?
→ 友人・知人に何回も売ってるなら業に該当!
→ 社員だけに貸しているなら業に該当しない!
• 反復継続しているか?
→ 一括売却は「業」に当たらない!
→ 分譲販売なら「業」に当たる!
⑦ 免許が必要か? 判定クイズ!
【問題】
AさんはBさんの代理として、用途地域内の土地を 不特定多数に反復継続して売買 している。
このとき、免許が必要なのは誰でしょう?
【解答】
✅ A(代理人)は免許が必要!
✅ B(本人)も免許が必要!
なぜなら、代理人が業をしている場合、その行為は 本人の行為とみなされる から。
つまり、 代理人が宅建業をしている=本人も宅建業をしている ということになるのです!
ただし、 代理人が貸借の代理をしている場合は、本人は「自ら貸借」なので免許不要。
⑧ まとめ
✅ 宅建業は 「宅地・建物」×「取引」×「業」 がそろったときに免許が必要!
✅ 宅地の定義 は、「建物が建っている or 建物を建てる目的 or 用途地域内」
✅ 自ら貸借は取引に当たらない
✅ 代理人の行為は本人に帰属する!
これを押さえれば、宅建業の基本はバッチリ!
次回は 「宅建業の免許」 について解説していきます。
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【宅建業の意味】重要ポイント穴埋め問題
次の( )に当てはまる言葉を答えましょう!
① 宅建業とは?
1. 宅建業とは、( )または( )の( )を( )として行うことをいう。
② 宅地の定義
2. 宅建業法で「宅地」に当たるのは、
①現在( )が建っている土地、
②( )を建てる目的で取引される土地、
③( )内の土地である。
3. 宅地かどうかは、( )上の地目ではなく、実際の利用目的によって判断される。
4. 用途地域とは、土地の( )を決めるエリアである。
③ 建物の定義
5. 宅建業法における「建物」とは、( )・( )・( )があるものをいう。
④ 取引の定義
6. 宅建業法における「取引」とは、宅地や建物の( )、( )、( )に関する契約をまとめることをいう。
7. ( )貸借は取引に当たらない ため、大家さんがアパートを貸す行為は宅建業に該当しない。
⑤ 業の定義
8. 宅建業法における「業」とは、( )多数の人に、( )( )して取引を行うことをいう。
9. 友人・知人に対する売買を繰り返す場合、「不特定多数」の定義に当てはまり( )に該当する。
⑥ 代理人と免許の関係
10. 宅建業者が「代理」として売買契約を行う場合、その行為は( )に帰属するため、本人にも免許が必要となる。
【解答】
1. 宅地 / 建物 / 取引 / 業
2. 建物 / 建物 / 用途地域
3. 登記簿
4. 利用目的
5. 屋根 / 柱 / 壁
6. 売買 / 交換 / 貸借
7. 自ら
8. 不特定 / 反復 / 継続
9. 業
10. 本人
この穴埋め問題で、基本ポイントをしっかり押さえましょう!
❤️おまけ ななちの日常
ついに2月になってしまいました、、確定申告の方は、ほとんど完成に近いところまで来たし、今日から宅建勉強とnoteの更新を本格スタートしていきます!
とりあえず、1日の勉強スタイルとしては
①今日進めるテキスト読み上げてボイスメモに撮る
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②noteにまとめて投稿
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③アプリで過去問
🔽
④ボイスメモ倍速で聴きながらテキスト読む
🔽
⑤noteを読み直す
🔽
⑥好きなもの食べる笑&隙間時間で過去問
って感じで進めようと思っています!
ぷるぷるしゅわしゅわのリコッタチーズパンケーキより、断然昔ながら系の方が好きな私。
なんかしゅわしゅわ溶けちゃうとカロリーは摂ってるのに損した気持ちになるんですよね笑
そこで先日東急ストアの冷蔵コーナーで発見したホットケーキが意外にも美味しかったんですよ!
メープルシロップが付属してるのが推しポイント、、最高、、これで200円しないのが最高っ!
それから藁にもすがる思いで名前につられて買ったヨーグルト笑
味もよかったです。これで情報処理能力は、、、完璧だあああ!
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これから一緒に頑張る方、スキ♡してくれたら嬉しいです♪
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