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息子の発熱から感じたこと

うちの息子(5歳)はあまり熱を出さない。
あまり熱を出さないから、急に保育園にお迎えに来るように言われることもめったにないし、保育園を発熱でお休みすることもほとんどない。

私の周囲のお母さん達は、しばしば子どもの発熱で、仕事のスケジュールを変更したり途中で抜けたりしているので、それを見て大変だな、うちの子は体が強いんだな、ありがたいな、といつも思っていた。

そんな息子が、先日熱を出した。
午後に保育園からお迎えに来るように電話があり、そのままの流れで次の日も休みとなった。(解熱後24時間経たないと登園してはいけない、という市のルールがある。)
お迎えに行くだけでも、社内ミーティングの合間に夫と、誰がどのタイミングで迎えに行くのかを話し合い、息子の帰宅後の仕事のスケジュールを調整し・・と大慌て。

ちなみに、夫も私もフルリモート勤務。
そのため、息子が帰宅しても、面倒をみながら合間に仕事をする、ということができてしまう。
急な息子の帰宅だったのはもちろん、私に関しては、前々から計画していた施策を進めているところでもあったため、完全に仕事を切り上げることも難しかった。その日は息子の看病と仕事を並行してなんとかやりきった。

うちはフルリモートなのでそれが可能だったが、オフィスに通勤されている方たちは、思いもしないタイミングで急に仕事を切り上げるしかないのだよな・・と思うと、世のお父さん方、お母さん方、本当にお疲れさまです・・と頭が下がる思いだった。

次の日、ルールのため保育園には連れて行けないので、まる1日息子が家にいることになる。
夫と話し合った結果、動かしにくいスケジュールだった私は通常通り仕事をし、夫は午後から休みを取り、息子の面倒をみることになった。

なんとかその日も乗り越え、さていよいよ明日から保育園復帰、仕事も通常営業だ・・と思ったところ、息子が再度熱を出した。
自宅保育もう1日延長である・・。
またまた夫と話し合い、今度は動かしにくいスケジュールだった夫が通常通り仕事をし、私が早めに仕事を切り上げることになった。
私も仕事を切り上げるまでの間、会社の仲間に仕事を代わってもらったり、どうしても外せないミーティングなどは1時間だけ夫に息子を任せるなどして、やりくりした。
平常時、仕事だけでも疲労を感じるのだけれど、今回はそれにプラスして息子のこともあったため、ヘロヘロだった。

雪が降った関東都心のようだなと感じた。
雪に慣れた地域では積雪も当たり前のことだけれど、慣れていないと交通網も麻痺したりして大変なことになる。

子どもの発熱に慣れているお宅では、いつものことなのだろうけれど、
慣れていないうちでは、大騒ぎである。

今回、息子の発熱で、夫や夫のチームの人たち、私の会社の人たち、色々な方たちに助けられながら、乗り越えることができた。
これは少々おおげさな表現かもしれないけれど、めったに熱を出さない息子の母としては、まさに「乗り越えることができた」感覚である。

今回の経験をふまえて、他の仲間のお子さんが発熱した際は、今後もっと協力的に動きたいし、再度息子が発熱した際は、仕事を仲間に代わってもらいやすいように、私だけに属人化しない仕事の進め方をしておきたいなと思う。
そして、何よりも健康第一!!
たくさん食べて、暖かくしてしっかりと寝る。
当たり前すぎるけれど、とても大事。
再認識した。

息子の熱は、私や夫にもうつることなく、静かに終息した。
よかったよかった。。

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