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追憶のドライブと少し星の話【ななこのぬちぐすい】

長男の6歳の誕生日。

私は子ども時代から結婚して家を出るまでの長い時間を過ごした地域の道を車でひたすら走っていた。

といっても北の大地のように広大な土地があるわけではないのだが、
私が育った地域は都市部のだいぶ端っこ。
割と起伏がある土地で、林というか森のような茂みもそこかしこにある。

友人が教えてくれた卵不使用のお菓子を作っているお菓子屋さんが、地元の少し先の方にあるとのこと。卵アレルギー持ちの次男もケーキを食べられるようにそのお店で長男の誕生日ケーキを注文したのであった。

そのケーキを取りに行くまでの道のりをナビに問うと、私の地元を通るコースが最適だとの回答。

へえ、あの道通るのか。何年ぶりだろう?数年ぶり?

懐かしいな、と思いながら私は地元へと車を発進させた。


皆様こんにちは、おはようございます、こんばんは。シマななこです。
私は出身地である南の島に住んでおりますが、地元から少しだけ離れております。まあ少しといってもたかが知れてますけどね。車でピャッと行けちゃいますから笑
それでも実家には週一、二は行ってもその先にはなかなか行く機会がなく・・。
用事もないし笑

読んでくださっているあなたは地元が近いですか?遠いですか?
それとも地元にお住まいですか?
地球の裏側くらい、遠いですか?

おそらく私のnoteにきてくださる方はほとんどの方が大人で、さまざまな経験をされた方が多いんだと思っております。

今日はよかったら私の追憶のドライブにご一緒ください。

冒頭の通り、予約した長男の誕生日ケーキを受け取りに地元の少し先まで車を走らせる、正午ごろ。

割と起伏の多い土地なので、アップしたりダウンしたり。運転するのは楽しいけれど、同乗者の人はどうだろう。今回は私一人だから気楽だ。

実家の近くを過ぎると知っている道は大きく拓かれて見通しが良くなっていた。

あの花屋さんまだあるんだ。長いなあ。鉢植えとかあっていいなあ。自宅近くにもこんな花屋さんあったらいいのに。

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