他人を【人】として接することのできる人【ななこのぬちぐすい】
接客業を10年近くやりましたので、そこそこ長い期間多くの人と接することができたと思っております。
今日は空港シリーズです^^✈︎
有料記事ですが、無料部分も多めに取りましたのでよかったら立ち読みしてってください!
私の記事にいつも遊びに来てくださっている方は覚えていてくれる方も多いのかも知れないのですが、私は前職で航空会社のグランドスタッフとして働いていました。
カウンターにも、搭乗口にもオフィスにもラウンジ関連にも従事しましたので
老も若きも・・言い方あれですがゆりかごから棺桶まで←
貧しいかも知れない人にも、おそらくお金をたくさん持っておられそうな人にも
本当にたくさんの人をお客さまとして拝見しましたし、時に接客させていただきました。
。。。空港での昔話をするときって、なんか口調がいつもより改まってしまいます笑
私が空港で接したすべてのお客さまのうち、6割のお客さまは搭乗ゲートを通過するだけの一瞬のお声かけのみ。
2割のお客さまが搭乗手続きまたは航空券購入、車椅子や酸素ボンベ持ち込み等ハンディキャップのある方の手続き。
赤ちゃん連れのお客さまや、お子さまひとり旅などなど。
あとの2割が台風などの欠航手続きやクレームなど特殊なパターンですかね。
体感はこんな感じですが、実際のところはどうでしょう。正確に調べるとちょっと変わるかも知れませんね。
あとは最近自動チェックイン機がメインになっているので、最近のスタッフさんと比べても違うかも知れません。
当たり前だと言われるかも知れませんが、本当にいろんなお客さまがいました。
家族連れ
友達同士
婚姻関係、性別に関わらずカップル
お一人様
ビジネス
修学旅行
冠婚葬祭
研修旅行、修学旅行
被災地の災害救助に行かれる消防隊
離島に停電を直しに行く電力会社の人
ホストの皆さんの慰安旅行←
テレビクルー
有名人、芸能人
プロスポーツチーム(野球、サッカー、バスケット)
高校総体出場ご一行様
地方自治体の首長
政府要人
・・・
ご搭乗ありがとうございます。笑
辞めた今だから言えますが、あの日々は財産でした。
もちろん在職中は心身削って働いているつもりでしたから、
苦しいしんどいが先行して早く辞めて楽になりたいと常々思っておりましたが笑
辞めて長い時間が経った今は、その苦しみさえも宝物に感じます。
頑張った日々が心を明るく照らし
苦しくのたうちまわった日々の涙は優しく雨のように私の世界に染み渡ります。
余談ですが、この日々をそう感じられると言うことは、私が今感じている子育てへの苦しみというのもおそらく宝物になるのでしょうね。
・・だといいな。
いやそうでなきゃ困る!!!笑
ところで、多くのお客さまとすれ違い、お会いし、お話しする中で私が感じていたことがあります。
接客をする方ならなんとなく理解していただけるかと思いますが、
【こちら(係員)をただの係員として接しているか、人として接してくれているか】の違いを感じることがたまにありました。
ただの係員として接してくるお客さまは、私たちと目を合わせることも少ないし、言葉少なに最小限の接触だけで済ませようとします。
敬語を使わない人もまあ、います。(必ずしも敬語なしが悪いとは思わないのですが・・態度にもよりますよね。)
別にそれが嫌だということではなく、そういう人は私たちスタッフをただのスタッフとしか思っていないんだよなとただ感じていただけで。
【目を合わせて話をする】
【会釈をしてくれる】
【ありがとう、と声にしてくれる】
だけでも『ああ、このお客さまは私を一係員の前に人として接してくれているな』と感じることができます。
ご本人は何気なかったとしても、最低限の礼儀を払ってくれたことに対して
『☺️』とホッコリ顔になることができます。
例えば学生さんなどの若い世代のお客さまはシャイな方が多いです。
日本人はシャイだと言われますが、輪をかけてシャイだよなと思います。
でもそんな方の手続き終わりや、搭乗口での一瞬に会釈をもらえると
こちらも嬉しくなり、若者のこれからを応援したくなったりしていました。
(歳そこまで変わらないのに、発想がおばあちゃん笑)
ちなみに反面教師の方は言わずもがなだと思うので、
ここでは割愛させていただきます!笑 キリがない!!!
さて。今日は私が出会った少し社会的地位のあったお客さまについて少しお話しさせていただきます。
よかったら昔話として読んでいてくださいな。(中身おばあちゃんその2)
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