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書いたは良いけど収拾がつかなくなった話

なんだかよくわからないけど盛り沢山だった日ってありませんか。

いやnote書く人なら絶対ありますよね?というわけで意味がわからないけどなん
か書きたくなった今日の一日ヒアウィーゴー。

最初に謝ります。すみません。


面識の無い人のお葬式に出ることになる

大人なら誰しも一度くらいは【会った事のない人のお葬式に出る・出た】ことってありませんか。
例えばお勤め先の誰かのご身内の方とか。
友人のご家族とか。
私は母の弟(=私のおじさん)の奥さん(=私の義理のおばさん)の、お母さんが亡くなられたとのことで葬儀に出ることになった。
ご本人にお会いしたことは無いけれど、おじさんおばさんにはお世話になっているし私の結婚式にも出てもらった。参列する理由は十分だ。

南の島では披露宴も大勢出席するし、お葬式も割と大勢参列する(お葬式はコロナを経てだいぶ落ち着いたかも)。

それゆえ年配の方になればなるほど参列慣れしていたりする。


喪服を模す

子供を産んでから、会社勤めもしていないのでパンプスを履く機会がほとんど無い。
年に一度法事で履くか履かないかくらいだ。
人によるとは思うけど、パンプス履いて子供と外出すれば足は死んでしまう気がする。
しかし今日の葬祭場は家から歩いて20分くらいだから正直スニーカーで行きたい気もしたが、流石にスニーカーで参列するのは気が引けた。

というわけで久しぶりに黒いパンプスを引っ張り出し、
きちんとしたフォーマルはまだ持っていないので黒のユニクロのレーヨンブラウスとこれまたユニクロのエアリズムの黒のAラインワンピースを着てみる。
そして前職で使っていた真珠のピアスを耳に刺す。
おお、割とちゃんとして見える。
若者よ、必要か必要で無い情報かはわからないがユニクロで喪服を模すことはできる・・!参考までに。


斎場にて

今回の斎場は割と新しかったため綺麗だった。
モダンな造りとでも言えば良いのであろうか。シャンデリアまで吊られている。
南の島の斎場といえば古くて【いかにも】といった暗くて湿っぽくって見えないのにこの世のものでは無いものが見えてしまいそうな所が多いため新しくて綺麗な会場でよかった。
(余談:後述の古い斎場について夫に話した所同じこと思った・・!と言われるほど雰囲気のある斎場である。うっかり仏さんに会ってしまいそう)

焼香の時間に合わせたつもりが少し早かったからか、
席に案内されてしまった。最近は会場にて故人の思い出の写真を飾る家族なども多いようだ。今回も何枚もムービーで写真が流れていて、会ったこともないお婆さんはすごく家族に大切にされていたのであろうなと思った。

写真は最近のものと思われる物も多く、驚いた。
私は両親と最近写真など撮っていない。(私の子供と両親はあるか)
こういった場に飾ってもらえる写真などあるのだろうか。。。
ふと、他の人のお葬式にて自分の両親の心配をする。
遺影の生年祝いで綺麗に紅型(びんがた 南の島の伝統工芸)の着物を着て
写真に収まっているおばあさんに笑われた気がした。
同時に『あい、どこのねーねー(お姉さん)だったかねー』と思われているような気がした。
そのため『〇〇おばちゃんにお世話になっています。お疲れ様でした。ゆっくり休まれてください』とウートートー(南の島の方言。 合掌)しておいた。


苦行の帰り途

さて無事参列を済ませて斎場を出て、行ってみたかったカフェのプリンタルトをテイクアウトしたので帰ろう・・・。

どうやって?
少し迷いが生じた。

行きは自宅からモノレールを使ったのだがたったの一駅。
おまけに駅から斎場が微妙に遠くて久しぶりのパンプスで足が痛くなってしまった。(近くの総合病院を通り抜ければ近道になったかと思うのだが、喪服もどきで病院を通り抜けるのは気が引けた)

足は痛いけど、なんだか知らないが駅まで歩くより抜け道抜け道で家に帰ったほうが良いのかもと思い、パンプス履いて痛む足で20分弱の距離を歩くことにした。

完全にどうかしているとしか思えない。
英語で言うならクレイジー。
なるほどめぐみティコさんのどうかしているとしかはこう言う時に使うのだな。

誓って私はマゾヒストではない。心身ともに痛いの嫌。絶対嫌。
でもなぜか歩いてみたいと思ったのだ。せっかく帰省中一日一万歩近く歩いていたのだから。
そして徒歩開始3分程度でだいぶ後悔することとなった。
パンプスの踵のゴム?が剥がれ金属が顔を出していた。
しかも両足。パンプスを履いたことのある女性であれば70%の方は経験があるのではないだろうか。
音を聞けば『あ〜あの人パンプスのかかと壊れたな』と丸わかりのあの音。

かくして私はカツンカツンとヒールの金属音を響かせながら住宅街をとぼとぼ歩くこととなった。

つま先は痛い。かかとはうるさい。

どっちも庇って歩くからもうどうにも不格好である。
あの膝から歩いてカックンカックンなるやつ・・・。
その手にはケーキと、香典返しの入っている袋。
いよいよどうかしている。誰にも見つかりたくない。なぜ私はそうまでして歩きたかったのだろうか。

途中でベソかきたくなってきた。

だけど、やっとこ下がった気温。歩きやすい気温。心地よい北風。
澄み渡る青空。気持ち良い。

・・・でも足は痛い。

でも、帰らなきゃ・・。

行きつけの神社が見えた。横浜DeNAベイスターズの日本一のお礼参りがまだなのだが今はそれどころでは無い。一刻も早く家に帰りたい。
無心で歩を進め、エレベーターで居住階に着き誰もいないのを確認したのち、ボロボロになったパンプスを脱いでマンションの廊下を歩き、家に入れた。

そうして私は、よくわからないが小さな冒険だった、とタイツを脱いで足を洗いに行った。風呂場にてそういえば今日参列していた高齢女性には黒のスニーカーの方もいたな、脚が悪いのかもしれないなと思い返し、もしあの葬祭場にまた行くことがあれば私もスニーカーで行きたいと思ったのであった。


なんのはなしですかと叫びたくなったけれど、
おそらく路地裏界の扉は今週開いていなかったのでは無いかと思い
南の島で撃沈します。

こんな戯言を最後まで読んでくださったあなたは勇者であり賢人かとお見受けします。ありがとうございます。
明日からまた真面目に書きますので、また遊びに来てください。

訳のわからない記事を書きたくなったのを全部星のせいにしようとしている
シマななこより。


追伸

どうかしているとしか、で助けに来てくださっためぐみティコさんより今週は
路地裏の扉は開いていることを教えてもらえました。
noteの宇宙で遭難するところでした。それでは助けを呼んでみます。

なんのはなしですかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



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シマななこ
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