四年越しの夢を叶えた
今日私は、四年越しの夢を叶えた。
家のカーテンというのは頻繁に洗われる方でも三ヶ月、
普通の感覚の方であれば半年から一年、
あまり気にしない方であれば数年〜のスパンで洗うものと推察する。
私であれば一年に一度、大掃除の一環として洗う感覚だ。
（子供が何某かのシミをつけた時は除く）
そんな私が四年前、引っ越ししてから一年ほど経過したときからずっと気にかけてきたのが寝室のロールカーテンだ。
ライトベージュの厚めの、強すぎる朝日を防ぎきらない遮光カーテンと
透け感マシマシの布地にガーデンを思わせる花柄のカーテンを重ねて使っている。
壁紙や寝具、家具はシンプルなものが多いのでカーテンはせめて花柄をと私が希望した。
あ、ローマンシェードって言うんですね。初めて知りました。
めんどくさいからカーテンて言いますね←
さておき、このカーテン取り外し方がわからない。
取り付けてもらった時に説明書をもらったはずなのだが、
どう言うわけかあると思ったところにない。
夫に聞いてもわからない（説明書関連の管理は上手な人なのに）
引っ越してから三ヶ月くらいしてうちに来て、洗い時かなという頃に次男の出産で私の頭から寝室のカーテンの洗濯のことは吹っ飛んだ。
こんなことなら普通のカーテンにするんだった。
カーテンレールで取り外しが簡単なやつ。
なぜ私はこんな難解なカーテンを所望したのか。
おしゃれだから。わかる。部屋がおしゃれだと嬉しいものね。
だがしかし。
小さな子どもとペットちゃんがいるご家庭には家具寝具は【使いやすい】ことを最優先させた方が良いのかもしれない。
と、取り付けて二年ほどたった頃に後悔した。
ただでさえ、子どもの服や寝具類で洗濯機はフル稼働。
カーテンなんて洗う暇は作らなければほぼない。どんどん後回しになり、梅雨やらなんやらでさらに後回しになる。
その間に私は自分の心身の不調まで経験する。
さらにカーテンは洗えず、気がつけば引っ越しして五年が経っていた。
寝室のカーテンは、レールから外せないと言う理由で洗えずに五年弱そこにかかっていた。
【洗いたい】と思ってからは四年の月日が流れたことになる。
強い風の吹き込みのせいでところどころ黒ずんでいる。
我が家は毎日掃除をするので決して不潔な家ではないのだが、このカーテンだけが例外であった。端的に言って汚い。
好きで選んだだけにより悲しい。風水どころの話ではない。
ドクターコパが見たら怒りを通して呆れられそうだ。
（注：ドクターコパ 風水学の第一人者。どこに何を置くとかよりもまず寝室をきれいに整えようとの教えをされていたので）
私はついに神様にお願いするようにまでなっていた。
『神様・・私に寝室のカーテンを洗わせてください・・！』
願いは天に届いたのか。
ある日実家の母へローマンシェードタイプのカーテンが数年間洗えなくて悲しいと話したところ
『あら。あのカーテン、うち（実家）と同じタイプでしょう？簡単に取り外せるよ。まあ、うちのは壊れちゃったけど笑』
なんと。
天井に近い部分がマジックテープになっており、
ベリベリーと剥がせるようになっている。肝心の吊り下げコードもアタッチメントで簡単につけ外しができるそうだ。
私は家に帰ってから、すぐにカーテン上部を確認した。まさにマジックテープ。
そしてアタッチメント部分も乾燥でひび割れた指には辛かったが割と簡単に外せそうだった。
翌朝夫に『寝室のカーテンが外せそうだ・・！』と伝え二人で一部分外してみる。予行演習通り素直に外せた。夫婦大喜び。
カーテン下部のバーを夫が取り外し、黒ずんだ部品や窓を拭いてくれた。
私はカーテンを初めて洗濯機に投入した。
すると、なんということでしょう。（劇的ビフォーアフターより）
ライトベージュの厚いカーテンの方は黒ずみこそ完璧には落とせなかったものの、明らかに買った頃のように輝いている。
花柄の薄いガーデンは汚れもほぼ落ちて、こちらもキラキラと輝いている。
洗濯できてよかった・・・・！
そしてカーテンを外した寝室の窓を夫が拭いてくれたおかげか、部屋の明るさが増したようだ。
さらにそこに洗いたてのカーテンを取り付けると部屋の空気が綺麗になったように感じられる。
大袈裟でなく、カーテンも部屋も喜んでいるようだ。
ああ・・・・よかった。お正月には間に合わなかったけど、旧正月には間に合った。
図らずも、四年越しの夢が叶ったのだ。
サイコーだ。
これでドクターコパにも合わす顔ができたと言うもの。
何かいいことがあるかもしれない。
もし、最近部屋の空気澱んでんだよねとお悩みのあなた。
ぜひカーテンを洗ってみてほしい。気分も部屋もブチ上がること間違いなし。
カーテン洗っただけの話を最後まで読んでくださってありがとうございます。
いいことがあったら是非私にも教えてください🏝️
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