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【Nanabunnoni. 」オリジナルルアー「BUD JAW」の解説
ツインブレードクローラーに引き続き、自主製作ルアーの紹介第二弾ということで。
今回は別名「水面直下アゴ野郎」、「お尻ブンブン丸」(…と、私が勝手に心の中で呼んでいる)、「BUD JAW」です。
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見ての通り、サーフェスクランクのテールにコロラドブレードが付いたクランクベイト。
カテゴリ的にトップウォーター?と言っていいのだろうか、普通に巻けば水面直下(15-30センチくらい?)をお尻ブンブン振りながら泳ぎますし、ロッドを立ててゆっくり目に巻けば、ロール主体のアクションで引き波を立てながら泳ぎます。
カテゴライズするなら「ノイジークランクベイト」が正しいでしょうか。
製作した当初は「なんとなくバドっぽいクランクベイトを…」と思って試しに作ってみた感じなのですが、巻くと潜ってしまうし、「こりゃ失敗作っぽいな」とか思ってました。
そして製作して翌シーズンまでほぼ使わずに放置。。。汗
しかし作って1年ほどした6月頃、ふと思い立って使ってみたら…結構イイのが釣れたんですよね、水面直下引きで。
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なんだこれ?これが正解の使い方なのか?と興味が湧き、そこから使い込むようになり、1、2年かけてチョコチョコ改良を重ね、今に至るような感じです。
自分の場合は水面直下引きが基本で、たまに水面引き、ごくたまに着水後にトゥイッチでブレードをチャリンチャリンと鳴らして使います。
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テールにアルミリベットを埋め込んでいますが、これは通常スピードのリトリーブではブレードと接触することはほぼなく、トゥイッチ時やスローリトリーブ時に接触して金属音を鳴らします。
それがバスに対してどれだけのアピールになっているかはわかりませんが、テールを保護する役割もありますし、この形に落ち着きました。
一番イージーに釣れるのはやはりアフター期から水温が落ちる前まで。関東平野部だと5月から10月中旬って感じでしょうか。
最大魚は今のところ2024年6月中旬に釣った51cm/1860gです。
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ツインブレードクローラーは、どちらかというとピンに付くビッグフィッシュ一発狙いの要素が強いルアーですが、こちらは割と広く探る釣りで、サイズも狙ってデカいやつを…という感じではありません。
特に水温が上がりきる頃には、小さい魚もかなり反応してくる印象です。
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潜っても水面下30-50cmくらいなので、基本バイトするところはよく見えますし、サイズ感的にも幅広いベイトタックルで使用可能…気楽に楽しく使ってもらえたらって思います!!
自分もこのルアーに関しては、「使ってて楽しい」という点が一番好きなところです。笑
あとは他のルアーとの使い分けですが…
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バド系ルアー(ビッグバド、ドラフトウェイカー、缶バドなど)を「ゆっくり強く」と表現するなら、バッドジョーはそれよりも早く、やや弱く、という位置付け。でもサーフェスクランク(フットルースやバジンクランクなど)よりは遅く、強く…という感じ。
まぁ見た目的にもまさに二つの中間という感じなので、見た通りそのままのことを言ってるだけなのですがね。汗
持ってる方は、表層をチェックする選択肢のひとつとしてくれたら幸いです。
最後に…
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今まで多数のルアーを製作してきていますが、バッドジョーは今後も引き続き作っていきたいと考えるルアーです。
材料費や手間の観点でもツインブレードクローラーよりは負担小さいし…
(ウエイトの仕込み方とテール部分の加工は他のクランクよりだいぶ面倒だけど。白目)
そんなわけで、もしも入手できる状況になった際は、ご検討頂ければと思います!
あ、わかりにくいかもしれませんが、スイム動画はコチラ↓