【山梨】笛吹川温泉 「坐忘」 の茶懐石
秋の風が心地よくなり美味しいものを欲してきたところで
茶懐石料理が印象に残っている
笛吹川温泉「坐忘」のごちそう旅を振り返ってみます。
(2022年12月)
茶懐石の夕食
日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」がプロデュースしている食事処「懐石 まる喜」のお料理を楽しみに、昼食は軽めにして早めにチェックインしました。
温泉に入り浴衣で食事処へ。宿泊した本館とは離れた場所にあり、「まる喜の小道」を抜けて食事処へ向かいます。(小道に沿っているのが離れの別邸)
一汁三菜のお料理からはじまった夕ご飯。
箸に味が染み込んでしまったり乾いた箸にくっつかないよう、敢えて箸の先を濡らしてある「濡れ箸」というのをはじめて知りました。
真鯛と一緒に出てきた「煎り酒」もはじめまして。
醤油が普及する以前の室町期・日本酒に梅干しなどを入れて煮詰めたもので、素材の風味を生かしてくれて白身魚や貝類の刺身に相性がよいそう。
坐忘のスペシャルなのでしょうか、頭から尾まで味わい深く忘れられない一品となりました。
食材に向き合い、必要以上に手をかけず、技量に偏らない、心にズドンと響いてきました。
朝ごはん
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ライブラリー
お部屋は「本館和室」扉をでてすぐにライブラリーがあって、雑誌や本の種類も豊富。夕食後はコーヒー、まるきワインのフリードリンクを手に本を読んで過ごしました。
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温泉
大浴場の掘り出した洞窟風呂が圧巻でした!温泉は39~40度くらいだったので必然的に長湯に。
ここまでぬるめは珍しい気もします。温泉宿に来ると数回は入りたいので、露天風呂はもう少し熱めがいいなと思いました。
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