暮らしを見直す
心も体も健やかな状態で日々を過ごす為に、暮らしの中で楽しみを見いだすことの大切さを、最近は肌で感じた気がします。
雑誌や、SNS、本の中では暮らしに関しての情報で溢れていますよね。
これまで私自身も、「日常を愉しもう」とまずは意識してみることで、自分自身の物事に対する視点が変わり、生きている世界がほんの少し色づいた感覚がありました。
過去に適応障害となり、心がどんよりと重たい状態が続いた日もありました。
そんな中で、エッセイや自己啓発本の影響を受け、「まずは心の在り方を変えよう」「何気ない日常を楽しもう」と、考えられるようになった事も、回復へとつながった大きな要因だと思っています。
こんなに暮らしを大切にすることの重要性を学んだはずなのに、ここ最近の私はというと、なんだか余裕がなくて、朝ごはんも食べるのが面倒になってしまっていました。
まさに、「今」という状況に感謝できなくなっていたんですよね。
とにかく、頭の中が仕事でいっぱいで、ピリピリした状態が続いていました。
私は、もうすぐ社会人3年目となりますが、今働いている会社は3社目となります。
2社目は次の転職先が決まるまでのつなぎだったとはいえ、私の履歴書はきっと多くの採用担当者が眉をひそめるかもしれません。
今回は簡単には辞めれない→今の環境で上手くやっていかなければならない→期待に応えなければならない→ミスは許されない
今思うと、本当に考える必要なんてないことですよね。これから先人生はどうなるか分からないし、自分が変わらなくても世の中が変わっていく時代だというのに...
本当に心に余裕がないというのは良くないものです。
けれども、我が家に大きな本棚が届いたことで、大切なことを無事に(?)思い出すことができました。
アンティーク風の重厚感のある本棚。
母がプレゼントしてくれたものです。
本棚が届いて、本を並べてる瞬間、
「あ、今たのしいな」
なんて思ったのです。
そして、暮らしを楽しむとはこういうことをいうのかもしれないと感じました。
いかに心躍る瞬間を何気ない日常の中で創れるか、これが大切なのではないでしょうか。
もちろん、人によって心が躍る瞬間というのは異なります。
部屋をピカピカにきたり、豪華なお料理をつくることも素敵だけど、それが全てではありません。
ただ自分自身が、ワクワクする瞬間を創り上げていくことも「丁寧な暮らし」「暮らしを愉しむ」といってもいいのではないでしょうか。
だからこそ、これからも私にとっての「心躍る瞬間」を日々創っていきたいです。
例えば、お気に入りの本が詰まった本棚から「どの本を読もうかな」
なんて、眺めてみたり
美味しいコーヒーを淹れて(スタバのベロナというコーヒー豆がだいすき)、ベランダでゆっくり飲んだり。
あ、ベランダで飲む珈琲は100倍美味しいですよ!笑
大好きなガラスたちをがざってみたり
自分の思いや考えを文章にしてみたり...
日常の中で自分の「好きなこと」をする時間をできる限り増やして、いつでも朗らかな人でありたい、
そうな風に思います。
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