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立体プラバンやプラバン博のこと

日本で初めての「立体プラバンの本」は2013年12月に生まれた

私はその本の著者「NanaAkua:ナナアクヤ」と言います

編集の方に「出版したら何をしたいですか?」と出版間際に聞かれた
私は「ワークショップをやりたいです!」とすぐに答えた

そして、金沢のうつのみや書店さんでのワークショップを実現させてもらえた
その後、全国各地でワークショップをさせていただけるようになった

ナナアクヤのプラバン本は、ありがたいことに日本国内では7冊、海外翻訳版は4冊も出す幸運に恵まれた

プラバンは平らなものという常識が私には無かったので、私は曲げたりひねったり自由に楽しんだ

最初の本の出版から10年ちょっと経ち、立体的なプラバン作品を生み出す作家も多数いる時代となった

多くの作家たちが、プラバンの素晴らしい作品をさまざまな場所で販売し、多くの人たちがその素晴らしい作品を手に入れられる世の中となった

それでも、私は作品を販売するということにはほとんど比重を置いていない

私は、最初の立体プラバンの本を出したときと同じ気持ちのままなのだ

「ワークショップをやりたい」

まだまだ、プラバンが立体的になることや、さまざまな画材を使っての表現方法があることに気付いていない人がいることも知っている

そんな人たちに、このワクワクと楽しさを伝えたいと思っている

そして、いま私は10数名のプラバン作家の方々に参加してもらって「プラバン博」というイベントを主宰している

2023年4月「日本ホビーショー」
2023年10月「ハンズ新宿店」
2024年4月「日本ホビーショー」
そして、2024年9月12日〜10月16日「ハンズ新宿店・梅田店・博多店」の3店舗での開催と、年々規模が大きくなってきている

ハンズとのコラボでは、作品や書籍、キット、材料、資材の販売のほかにワークショップも開催されている

いままさに開催中の「プラバン博xハンズ」でもワークショップも開催中である

ハンズ新宿店ワークショップスペースHANDS DO



私は「プラバンは曲げたりすることもできる」「プラバンにはさまざまな画材を使える」「プラバンは楽しい」というカルチャーを作りたいと願っているのだ

オーブントースターの中で有機的にうねうねと縮む様子や
使っている画材によってさまざまな表現ができることや
加熱後に飴細工のように曲げることで、思いもしなかった造形をできることを
たくさんの人たちに体験してもらいたいと思っている

私のこの思いに賛同してくれた作家の皆さんと一緒に、プラバン博をつくっている

ぜひ多くの方々に、多様な作家の素晴らしい作品を実際に手に取って見てほしい
そして、ワークショップにも参加してこの楽しさを味わってほしい

ハンズ梅田店10階の「プラバン博」の売り場


【プラバン博 xハンズ新宿店・梅田店・博多店】2024年9月12日(木)~10月16日(水)


作風もモチーフも手法も異なるクリエイターたちが集まって、プラバンの“おどろき”と“ワクワク”を伝えます

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