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矢沢あいの描く女の子になりたかった


つい先日、TikTokに私がこんなことを上げました。

「矢沢あいの描く女の子になりたかった」

2022/7/20より開催していた矢沢あい展


ちなみに矢沢あい展もモネを一緒に見にいった親友と見にいっている。


普段よりも多くのいいねがついて、インサイト(動画を見てくれた人やいいねをしてくれた人の内訳見たいなもの!)を見ると、圧倒的女子率。
とんでもない数字を叩き出していました。

やっぱり女の子は矢沢あいの描く女の子に憧れるんだ。

私たちより少し上の世代が青春ど真ん中の時にNanaが流行っていて、それよりちょっと前にご近所物語や天使なんかじゃないが流行った。


矢沢あい展にいた女の子はドンピシャではない世代がほとんど。
それなのにこんなにも憧れる女の子が多いのだろうか?

時代とともに流行りは変わって
時代とともにエモいも変わるこの時代に
矢沢あい作品だけはいまだに女の子の教科書であり続けている



私は言わずもがな、NANAが一番好きである。
私のバイブルといってもいい。
私を構成する1枚の漫画版があったら必ず食い込むのであろう

ちなみに他の漫画だと
・クローズ
・バクマン。
・BECK
・左利きのエレン
とかだろうか。少年漫画が基本的に好きだ。NANAは私の中でももっとも異質な趣味である



NANAって言えば恋愛の描写がピックアップされがちだけども
私は大崎ナナのバンドマンとして駆け上がっていくストーリーに惚れてしまった。

パンクが好きな女の子が主人公で、革ジャンを着ていて、バンドをやっていて…という時点でもう運命を感じてしまったのだ。

NANAに出会ったときはちょうど今の私のバンドTheVapesを組む直前。
ちょうどいいやとNanaという名前に改名した。今や私は本名よりもナナちゃんと呼ばれることが多く
本名で呼ばれると反応できなかったりする。





バチクソ有名な「わざとだよ?」

「わざとだよ?」
なんて人生で一度は言って見たいセリフである。

終電を逃しそう!となったら私は朝まで飲めばいいじゃんという思考に切り替わるのでたぶん一生言うことはないのだろうな。

そして、私が敬愛する大森靖子の楽曲、さっちゃんのセクシーカレーは
この幸子の曲ではないだろうか?と個人的に思っている。

もっと厳密に言うと、幸子と地元が一緒の同級生の気持ちを歌った歌。
ぜひ一度聞いて見てほしい。


私もTikTokでカバーを上げている。




ちなみに、この間人生で初めてNANAに出てくるジャクソンホールと言うお店にハンバーガーを食べに行った。

ジャクソンホール。うまかった。


この日に面白かったのが、店内にいるお客さんが全て女の子二人組。
そして全員がナナとハチだったのだ。

一人はハチのようないかにも女の子という格好で
もう一人はナナを意識したであろう暗めの服のファッション。

全員がナナとハチ。そして、全員がたぶんNANAのファンであった。







完結していない漫画であるNANAを好きな女の子がこの世の中にはこんなにいて、生きてきた環境も思考も全然違うのに私たち女の子はNANAという世界に、矢沢あいの描く女の子に憧れを持ってしまう。

それってとってもすごいことで、奇跡のような確率ではないだろうか。


もちろん、
「矢沢あい?しゃらくせえよ」
って思う女の子もいるだろう。

でもこんなに大勢の女の子を魅了できているコンテンツに、同じ0から1を作り出すものとして純粋に感動しているし、尊敬をしている。



パーソナルカラーだの、骨格ストレートだの、人中短縮メイクだの
今の世の中は可愛いが決まりすぎている

私は流行っていない革ジャンを着て
好きな音楽を好きだと言って
全然眠れない夜を過ごして
鼻ピアスと黒いリップで髪の毛を派手に染めて
自分の可愛いを貫きとおそうと思う


矢沢あいの描く女の子のように



ナナ













2025/3/22 東京下北沢ろくでもない夜にて、ツアーファイナルワンマンを行います。このNoteに書いている思想をそのまま音楽にしたようなパンクバンドです。

私のかわいいを貫き通している私のバンド、ぜひ見に来てください!




現在、ツアー中。
あなたの街、ありますか?ちょっとでもライブ見て見たいと思ってくれた方いたらSNSとかで私に連絡してください〜。
まだまだ売れていないので、全てのDMリプを見ておりますし、丁寧に返します!



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