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本業と副業

今日は本業と副業について、自分の頭の中の整理がてらつらつらと書いていこうかと思います。
ちなみに自己紹介記事でも書きましたとおり、本業は助産師をやっています。
そして、2024年夏頃からほんの少しずつではありますが副業にも徐々に手を出し始めているところです。

助産師の私がなぜ副業をやり始めたか、どんなことをやったか、そして今後どうなっていきたいと思っているのかをまとめていきたいと思っています。


本業について、これまでの経歴

看護学生〜看護師時代

高校卒業後、都内の看護専門学校に入学しました。
看護師を志したきっかけなどはまたいずれ記事にしてみたいと思っています。
看護学校は、本っっっ当に「キツかった」の一言です。
もちろん楽しいことも色々ありました。
でも、特に3年生になってからの臨床実習と、国家試験の勉強がはちゃめちゃにキツかった。
大学ではなく専門学校に行ったので、本来4年かけて勉強したり実習したりするものを、3年でやらなければならなかったのは本当にしんどかったです。
学生寮に住んでいたので、仲の良い友達と実習中にあった理不尽なことや、国家試験の勉強やる気出ねぇ〜なんてことをああだこうだ言いながら過ごしていたからなんとか乗り越えられました。

そして無事看護師国家試験に合格したあとは、総合病院の産婦人科病棟に配属されました。
第一希望を産婦人科にしていたのですが、その理由は「母性看護学の勉強や実習が唯一楽しいと思ったから」です。
看護学生の時からぼんやりと助産師になりたいと思っていました。
ですが、経済的な理由で卒業してすぐもう一度別の学校に入学することは叶いませんでした。
なので看護師として働いて学費を貯めながら、助産師への憧れをずっと抱き続けた3年間でした。
看護師になってからは毎年助産師学校の入試を受けていましたが、1年目は不合格、2年目は補欠合格(結局欠員出ず実質不合格)、そして3年目にやっと合格を果たしました。
正直3年目の受験のときは、ほとんど諦めていてほぼほぼ受験勉強せずに入試を受けました。
「二度あることは三度ある」のか、「三度目の正直」か。
結果的に後者になりました。いえい。

助産学生〜現在

助産師専門学校は1年制の学校です。
大学の専攻とか大学院とかだと2年制、なのかな?
すみません、大学行ったことないのでよくわかりません……。
都内の学校ではなく、そして地元でもなく、全く縁もゆかりもないところへ引っ越しました。
看護学生のときほどではありませんでしたが、助産学生時代もなかなかヘビーな生活を送っておりました。
体力的には実習中は助産学生のときのほうがきつかったかもしれません。
幸いなことに、助産学生時代は同期にとても恵まれました。
やはり良い仲間がいるって最高で最強ですね。
どんなに大変でも、最後には笑い飛ばせるんです。
絶対に戻りたくはないけど(笑)、人生で一番楽しい1年でした。
今も数名の同期と一緒に働いていますが、何かあれば気軽に相談出来る人が近くにいるって本当にありがたいです。

助産師として働き出してからは、めまぐるしく毎日が過ぎていきました。
気付けば10年以上も同じ職場に籍を置き続け、いつの間にやら新人指導、学生指導などをやり、ついには中堅と言われる年代になっていました。
時間の流れって早い……。

助産師として働いている最中に、ライフスタイルの変化もありました。
一番大きなことは、子どもが産まれたことです。
子育てしながら仕事を続けるということは、やってみないとわからない大変さがありました。
ですが仕事柄、自分自身の妊娠・出産・育児をもとに知識の引き出しも確実に増えています。
そして共感力も。
子育てあるあるなんだけど、「わかる〜〜〜〜」って言ってもらえるだけでも救われるときってあるんです。
娘を出産してからの方が仕事が心から楽しいと思えるようになりました。

副業について

副業をやり始めたきっかけ

私は娘がまだ一人で歩けもしない、卒乳も済んでいない生後8ヶ月で仕事復帰しました。
0歳児クラス、4月入園。
そして最初は日勤だけでしたが、2歳頃から今現在も夜勤を月2回やっています。
娘が8ヶ月の頃からずっと、自分がやりたいように仕事をしてきたのです。
小さい頃から保育園に通っていた娘にとっては、保育園に預けられることはもはや当たり前のこと、なのかもしれません。
しかし、あと少しでそれが当たり前ではなくなってしまう。
小学校入学が少しずつ見えてきたんです。

小1の壁というけれど

今まで通りほぼフルタイムで働くとなると、娘は必然的に学童に入ってもらうことになります。
共働きですし、私の実家は遠方、夫の実家は市内にありますが車で30-40分かかる場所に住んでいる義両親に平日毎日娘を預けるのは現実的ではありません。
でも、今まで散々保育園のお世話になっていたくせに、小学生の娘に学童に入ってもらってまで今まで通り仕事を続けたいのか?という疑問が出てきたんです。
そしてそのとき出てきたのは、私自身が小学生だった頃に密かにずっと思っていたことだったんです。

母に「おかえり」って言って欲しかった。

今までずっと心の中で蓋をしていた思いが、急に溢れてきたんです。
私の両親は共働きでした。
父方の祖父母と一緒に暮らしていたので鍵っ子ではなかったのですが、私が「おかえり」と言って欲しかったのは祖父でも祖母でもなく、母だったのです。
小学生の頃は習い事が忙しかったのもあるし、帰宅後の限られた時間の中で学校での出来事などを両親に話した記憶って正直あまりありません。
それが私にとっての当たり前だったのですが、心の奥底ではとても寂しかったんだと思います。

大人になり、親となり、いざ娘が小学校に上がるのが見えてきたときに、小さい頃の自分が主張してきました。
「娘にも自分と同じ思いをさせるの?」と。

助産師って、資格は一生ものなので心身が健康であれば何歳になってもできる仕事です。
育休明けてからは更に仕事が楽しくなったこともあり、「もっとお産とりたい!」「授乳について勉強したい!」「育児支援したい!」みたいにどんどんやりたいことが湧いてきてしまい、我が子の子育てもそこそこに仕事に没頭していました。

仕事はいつでも出来る。
でも、我が子の子育てって「今」しか出来ない。

その考えに行き着いたとき、私は副業に手を出し始めました。
娘が小学生になったとき、家に帰ってきた娘に「おかえり」と言う、ただそのためだけに。

今までやった副業

基本的に本業が第一なので、私が1日の中で取れる時間というのは娘の寝かしつけが終わったあと〜自分が就寝するまでの間になります。
だいたい21時過ぎに娘は寝て、私自身は翌日仕事であれば23時くらいには就寝したい。
そうなると2時間弱という時間しか1日の中で取れないことになります。
なのでその限られた時間の中で出来る副業をクラウドソーシングサイトで探して応募したという流れになります。

具体的にやったことは、

  • Webライティング

  • データ入力

この2つを主にやっておりました。
なぜこの2つなのかというと、だいたいの募集要項に「誰でもできる!」などと書かれているからです。
私は医療職しか経験がないので、畑違いの職種に足を踏み入れるのはそれなりに勇気が入りました。
なのでなるべく難しそうな案件、自分に出来るかどうかわからないような案件は選ばずに、未経験でも出来そうな案件に応募していきました。

なぜWebデザイナーを目指すようになったのか

実際にライティングとデータ入力のお仕事をやってみて思ったのは、「単価が低すぎる」ということです。
私は娘に「おかえり」を言うために、娘が小学校に上がったら助産師の仕事はかなりセーブして、在宅で出来る副業をしながら本業の収入+副業の収入で生計を立てたいと思っているのです。
仮に午前半日だけ本業をやるとなると、その分今までよりも収入が減ります。
その減った分の収入を在宅で出来る副業で稼ぎたいと思っているのです。
やってみてわかったのは、ライティングやデータ入力のお仕事は確かに誰でも出来る内容にはなりますが、誰でも出来るがゆえに単価がとても低かったのです。
もちろん経験や実績を積めば単価アップは期待出来るかもしれませんが、正直この報酬では生計を立てられる見込みがないなと思ったのです。

そこである知人に相談したところ、Webデザイナーという職業をおすすめされました。
私は絵を描くことがとても苦手なので、美術やアート、デザイン系のものはどちらかというと避けてきた人生でした。
ですが、そんな人でもデザインの理論を学べばそれなりのものが作れるようになる、というお話を聞いて、チャレンジしてみたいと思うようになりました。

オンラインスクールに在籍

善は急げ、ということで早速いくつかのオンラインスクールの無料相談的なものに申し込み、実際にお話をして、一番自分に合っていそうなところに在籍中、という感じです。
自己紹介記事でも書きましたが、「やりたい!」と思ったことはやっちゃうタイプなので、今回もあまり迷わず突っ走っている真っ最中という感じです。
今まで全く触れてこなかったデザインの勉強やコーディングの勉強はめちゃくちゃ難しいですが、とても楽しく充実した毎日を送っています。
仕事しながら、あとたまに今でもライティングの副業をやりながらの勉強なので、時間の捻出が一番の課題ではありますが、家族の協力もあってなんとか頑張れております。

娘に「ママ、娘ちゃんが小学生になったら今のお仕事辞めるかもしれない」と言ったとき、娘が「じゃあママおうちにいるの?やったー!」と言ったときの嬉しそうな表情が今の私の頑張る力の源になっています。
本業を辞められるほどの収入が見込めたら……副業が本業になる日が来るとありがたいなと思っています。

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