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文楽劇場への遠征、初心者のためのまとめ

「仮名手本忠臣蔵」の通し上演が素晴らしく、これまで大阪まで遠征したことがない方にぜひ見に行っていただきたいと切に願っております。
関東では劇場にお籠りして長時間楽しむというのが難しい昨今ですので、大阪まで行く意義が増えてるのですよね。

お役に立てるかわかりませんが、特に関東民の方を中心に、初心者向けの情報を私なりにまとめてみました。

交通手段

初めての遠征なら新幹線がおすすめ。時間が読みやすいのと便が多いので効率的に動けます。

JR東海ツアーズの宿と新幹線がパッケージになってるプランが安いです。

新大阪駅から地下鉄の御堂筋線に乗り換えて「なんば駅」へ。なんば駅から千日前線に乗り換えて一駅、「日本橋駅」で下車。文楽劇場に近い出口(7番)を出たら進行方向に数分あるけば劇場です。

なんば駅からお散歩も兼ねて徒歩でもいいし、タクシーも捕まりやすいです。

マイレージが溜まってる人は飛行機もあり。私は今は飛行機派。ただ、羽田伊丹便はほぼ毎回遅延するので要注意です。

国立文楽劇場にはキャリーケースの入る大きめなロッカーもあります。20円でお金は戻ってくるという謎仕様(笑)入らない場合は預かってもらえるはずです。

宿泊場所

なんば駅や心斎橋駅にはたくさんホテルがあって近いのですが、インバウンドの影響もありお値段は高め。私は地下鉄で少し離れた駅を選ぶことが多いです。
淀屋橋や北浜にはビジネスホテルも多くシングルルームが見つけやすいし、梅田から数駅離れると安めのホテルもあります。

先日泊まった「ハートンホテル北梅田」は個人的におすすめ。梅田駅から地下鉄御堂筋線で一駅の「中津駅」数分。中津駅からなんば駅までは一本なので、劇場へのアクセスも良し。
さらに梅田駅も徒歩圏内なので、伊丹空港へのアクセスも良いです。大阪駅もけっこう歩きますが徒歩圏内。設備は若干古いけどお値打ちでした。

その他

文楽劇場には売店があり、お弁当が充実してます。休憩時間に食べられる場所も多いし、チケットを見せれば、休憩中に同じ建物の中の無料休憩所も使えます。さらに、劇場の裏手にセブンイレブンがあるので、開演前や長めの休憩時間に駆け込むのもアリですね。

最後に

東京の国立劇場が閉館した今、芝居小屋のように長時間お籠りする楽しみを味わえるのは、やはり本拠地の大阪ならではです。「仮名手本忠臣蔵」は遠征する価値のある演目ですので、これまで控えていた方にも是非チャレンジしていただきたいです。

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