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育児で病んできたら、外の世界と積極的に交わろう

私には1歳7ヶ月のこどもがいます。家で過ごすまる1日いっしょの時間。掃除機をかける、洗濯物を干す、何をやるにも「わたちもおてつだいするの!」と意気込みに付き合い、当の私はヨタヨタモードで家事をこなします。確実に小さなこどもの成長を手助けしているのですが、自分のペースで物事が進んでいかないプチストレスが積み重なり・・・。そのうちプチっと糸が切れそう。育児ノイローゼに一歩足を踏み込むデンジャラス地点。さて、どうしたらいいのでしょうか?


小さなこどもに合わせてしまう生活

赤ちゃんや幼児さんは社会性がまだ育っていないのは当然なわけで、わーわー、キーキー、本能のままに動きます。1日のうちの午前中はなんとか心にも余裕もあって、小さなこどものペースに合わせられるんですよね。掃除機をえっちらおっちらと持つ様子なんてとてもかわいいし、コードが自動で収納される様子に「おおっ!」と目を見開いているのを見ていると最高に楽しいです。

しかしです、我が子だけど自分とは別人格。「他人に合わせる」のは限界がきてしまうわけですね。お昼ごはんに食べムラがあると、ついイラっとして「もうっ!」なんて言葉が口からこぼれる。たどたどしい手付きでお米をもって口に運ぶ様子を見るとかわいいのに、感情の落差が激しく、波が押し寄せてきます。そうして涙がツーっと頬をつたってきて「わたしヤバ!」と気づくわけです。

自分の内面だけにフォーカスするときが、最悪の状態

外に救いを求めようと検索魔になるんですよね。「育児向いてない」「母親失格」なんてネガティブワードを入れて。ヤフー知恵袋のアンサー欄にはきっとこう書いてあるだろう。“だいじょうぶ、あなたはじゅうぶんがんばってる母親ですよ。失格なんかじゃないですよ。” すでに出ている答えに自己肯定してもらいたいとすがりたくなってるんですよね。自分で自分をがんばっているって認めてやればいいだけなのに、育児はとても孤独なのでなぜか自己肯定感が低くなる。

あまりに内面にフォーカスしすぎると危険です。物理的に実現不可能なことを思い始めたらヤバイ。独身のときに戻りたいだの、早く保育園が決まってほしいだの、どうしようもないことをぐるぐると脳内でさまよい続ける負のループのはじまりです。


外の世界と交わる

「ヤバイ」と感じたら積極的に外とつながりを持つこと。個人的にものすごく大切にしているメンタルハックですね。育児ノイローゼに足を踏み入れないようにするための方法です。でも余裕がないとなかなか気づけないんですよね。自主的に自分の危機に気づいた人は、外の世界と交流しましょう。Twitterで育児以外の話題に乗っかったり、好きな本を数行でも読んだり、ブログを書いて気持ちを吐き出したり。

おすすめは、くだらない話にたくさんまみれること。育児しんどいってなったとき、ワイヤレスイヤホンで菅田将暉さんのオールナイトニッポンをはじめてradikoで聴いたんですよ。音楽ネタやゲスな下ネタ、ゲストの松坂桃李さんのオタクな趣味に大笑い。新鮮な世界にひとっとびですよ。くだらないことで外の世界とつながるのって最高だなって改めてわかりました。クソ真面目な性格を悔やみますね。このラジオがきっかけでこの2人のイケメン俳優のにわかファンになりました。内容がよくわからないけど、松坂桃李さん目当てで「いだてん」を途中視聴しています。

育児は内外のバランスあってこそ、毎日積み重ねていける

私には毎日こどもと真剣に24時間向き合うなんて、聖母マリア様のようなことは到底できません。無理ゲーです。自分を保ってこそ、まわりのことがスムーズにこなせると思っています。自分の「あそび」をこどもとも楽しめるものだったら一緒にシェアすればいい。こどもの反応に意外な発見があるかもしれません。外の世界とまじわることで、ちょっと苦しくなる育児をよりおもしろいものに方向転換していきたいです。

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